入試まで残り1か月を切りました。
残り1か月で何をすればいいのかは、先日樋口と山口が記事に書いた通りです。
「理社が安定するまではとにかく理社を詰め込もう。」
「△の知識を〇にしよう」
それ以上言うことはありません。
本日私は以前に見た、東進ハイスクールの林修先生が受験生に送っている言葉を紹介したいと思います。
林修先生は、受験生に対して、本番1か月に必ずこの話をするそうです。
君らががんばろうががんばらまいが僕には関係ない
ただ、これだけは言えるっていうことがある
このひと月がんばれるかがんばれないかが一生を決めるよ
ひと月がんばれるっていうことは実はすごいことで、
ひと月がんばれると、1年がんばれる
1年がんばれる人は、極端な話、10年がんばれる
10年がんばれるっていう人はだいたい一生がんばれる
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4パターンの受験生がいる。
①一ヶ月頑張って合格する生徒
②一ヶ月頑張って不合格になる生徒
③一ヶ月頑張らないで合格する生徒
④一ヶ月頑張らないで不合格になる生徒(ここが一番多い)
①と②は良いんだ。
例え②のように不合格になっても「自分は1か月は頑張ることが出来た。そこまでの準備が足りなかったな。」となるだけだから。
問題は③と④。
受かったとしても「なんか受かったけど、自分は1か月も頑張ることが出来ない人間なのか」という思いでこの先、生きていかなきゃいけない。
そうなるかどうかは君たちの自由だよ。
ここまでです。
皆さんはこれまでに「死に物狂いで1か月頑張った」経験を持っているでしょうか。
「受験」という大きな壁がない限り、そうそう経験できることではないと思います。
私の人生でも高校受験と大学受験の2回だけです。
この1か月で頑張ることが出来た人は、この先の人生で何かの課題にぶち当たった時、
「自分は1か月は頑張ることが出来る人間だ。高校受験の時あんなに頑張れたじゃないか。だからここは何とか踏ん張ろう。」
というふうに乗り超えていくことが出来ます。
「1か月頑張れる」というのは本当に自信になるんです。
ここぞというときに頑張れる人になるのか、それともすぐに諦めてしまう人になるのかは、この1か月の頑張りにかかっているのかもしれません。
残り1か月、精一杯やりましょう。