14の特徴

①60時間を超えるテスト対策

中2、中3生になれば80時間を超えるほうが多いかもしれません。中1でも2学期以降は60時間以上の学習をテスト3週間前から行います。

それだけの学習時間を確保するためにテスト3週間前からは、ほぼ毎日塾に来てもらいます。

学校のワークを終わらせ、暗記し、プリント・模擬テストを行い、間違ったところをノートにまとめ、それもまた暗記し、さらに塾のワークを暗記するまで繰り返す。それだけ多くのことをやるには、かなりの時間が必要です。

多くの学習塾が行っている外部生も参加可能なイベント的なテスト対策講座は一切行いません。このようなイベントはテスト直前の土日を使って塾生募集を目的に行われることが多いです。

しかし、テスト直前の土日は二日あわせて16時間~20時間の学習ができる重要な二日間です。イベントをやっている場合ではありません。

以前に「もっと短い時間で効率よく学習させた方がいいのではないか?」と疑問を持たれた保護者様もいらっしゃいました。しかし、本当にそんなことが可能でしょうか。2時間と短くすれば、その2時間は本当に集中できるのでしょうか。集中力のない生徒の多くが2時間と短くしても、結局そのうち1時間は集中できないのです。

だから我々は何としてでも長時間机に向かわせるのです。2時間分の学習を作り出すために4時間。5時間分の学習を作り出すために10時間机に向かわせるのです。

「60時間塾に行っても、30時間か…」ため息が出てしまうかもしれません。しかし、ずっとその状況でとどまる生徒はほとんどいません。集中力、忍耐力は成長します。はじめは机に向かう時間の5割も集中できなかった生徒も、6割、7割、8割と集中できる時間が伸びていきます。受験生になるまでに10割の勉強ができるようになれば、我々も驚くくらい大きく成績を伸ばします。

はじめは5割かもしれません。でも、その5割を耐えなければ、その先はないのです。中1の早い段階から長時間の学習で訓練してきた生徒は学力はもちろん、集中力、忍耐力が違います。

②受験期間は毎日通塾

中3の6月以降の部活動引退後。山口学習塾の受験生は、塾が空いている日は毎日通塾です。授業がない日も必ず塾に来てもらいます。

「部活を引退したら、自習にたくさん来いよ。」「うん、部活引退後は俺(私)頑張るから。」私が以前勤めていた学習塾では、毎年こんな会話が繰り返されていました。生徒の言葉を信じて待っていても、夏休みが過ぎ、冬休みが過ぎ、新年になり…。入試1か月前にようやく自習に現れ始める。一部の上位生を除けば、大体こんな様子でした。

山口学習塾の受験生は平日3時間半の塾での学習は強制です。自由参加ではありません。よほどのことがない限り、欠席・遅刻は許しません。受験生には固定の席を与え、6月からの受験勉強をその席で戦い抜いてもらいます。

我々は受験生の「部活を引退したら頑張る。」を信じません。しかし、我々は皆さんの可能性を信じています。だから、強制し、目一杯の受験勉強をしてもらうのです。

➂1教科から受講可能

苦手な1教科からでも受講することができます。

多くの集団指導塾では数学・英語・国語はセットになっていたり、または五教科がセットになっていたりします。しかし、「自分は数学だけが苦手だから数学だけ受講したい。」という生徒さんもいるでしょう。また、習い事が忙しく週に1,2回しか塾に来ることができない生徒さんもいるでしょう。

山口学習塾ではそのような生徒さんでも通うことができるよう、受講する教科は1教科から選ぶことができます。

④集団授業に不安なときは個別式のBasicもあります!

以下のようなケースは、ぜひ個別式のBasicをご検討ください。

  • まだまだ学習に不安で集団指導について行けそうにない。
  • 自分のペースでじっくり丁寧に勉強したい。
  • 習い事が忙しく、テスト期間でも毎日のように塾には通えない。

Basicで力をつけ十分に集団指導にもついて行けるようになったら、集団指導に参加するという形も可能です。

⑤公立高校にしぼった指導

小3~中3生のすべてのクラスで、指導の目標を公立高校受験にしぼっています。

当塾は小さい塾です。大手学習塾のように、多くの講師がいるわけではありません。小さい塾が自信を持って、どこにも負けない指導をするためには指導の絞り込みは必然です。

多くの生徒さんに通ってもらいたいのは我々も同じです。お恥ずかしい話ですが、開塾当初は中学受験を募集していたこともありますし、個別指導をしていたこともあります。しかし、生徒はなかなか集まりませんでした。中学受験、公立高校受験、私国立難関付属高校受験、大学受験、その他検定対策、小さい塾がそのすべての要望に応えようとすれば、指導の中身は希薄になってしまうことを痛感しました。

もう我々は広く浅くの指導はしません。せまく深く、生徒ひとり一人の学習について細部の細部までこだわり抜く学習塾を目指します。公立高校受験にしぼり、そこに力を尽くすことによって生徒に集まってもらう学習塾であり続けます。

⑥伝統の学習環境

生徒の学習量を支えているのが「学習環境」です。学習環境と聞くと、個別ブース、生徒用パソコン、喉が渇いたときの自動販売機、そんな設備面をイメージされる方が多いかもしれません。

山口学習塾には個別ブースはありません。パソコンは我々が使う分だけ。自動販売機などもっての外。

それでもどこにも負けない「学習環境」が我々にはある、と自信を持って言えます。我々が誇る学習環境とは「誰もが集中して学習している環境」です。

静かなだけでは不十分。静かな環境をご家庭で作ってもぼーっとしてなかなか勉強しない、そんなお話をよく聞きます。

しかし、周りのみんなが集中して学習している環境に入ったらどうでしょうか。騒がしくゆるい雰囲気の中で一人だけ集中するのは難しい、というのは簡単にイメージできると思います。山口学習塾の環境はまさにその逆。誰もが集中して勉強している中、一人だけサボるのは難しい、そんな環境です。

今まで勉強してこなかった生徒でも、多くの場合、まわりに合わせて学習してくれるようになります。「今通っている塾は騒がしい。」と聞くことがありますが、我々には信じられません。当塾では「静かにしなさい。」「出歩くな。」そのようなレベルの注意を生徒にすることがないのです。

静かなのは当たり前。出歩かないのも当たり前。毎日必死に勉強している受験生を見習う2年生、その2年生を見て1年生が学習姿勢を学んでいく。それが毎年繰り返されて伝統のように「誰もが集中して学習している環境」が作られているのです。

⑦学習量に対する厳しさ

「山口学習塾は厳しい。」そのような話を聞くことがあります。たしかに我々の指導には厳しい部分もあります。しかし、我々の厳しさとは授業中に大声で恫喝したり、スパルタ授業を展開することではありません。授業中には笑いが起こることもありますし、生徒の発言も多く求めていきますので、和やかな雰囲気で進んでいくことが多いです。

我々の厳しさが向けられるのは、生徒の学習量に対してです。我々は「やるべきことを徹底的にやらせる」という点で厳しく対応します。成績を上げるために必要な宿題や補習などは妥協しません。授業で分からなければすぐ補習に呼びますし、小テストに合格できなければ何度でも再テストをします。宿題忘れも「次の日の〇〇時までに必ずもって来なさい。」と指示します。それでも持って来なければ、我々の目の前で宿題をやらせます。

実は成績が上がらない生徒の多くが授業中の理解度という点では、上位の生徒とそれほど変わらないのです。授業で習った段階では変わらなかった差が、テストになると大きな差がついてしまう。習った後の反復学習量に差がついてしまうからです。

成績の上がらない生徒の多くが、自分一人で学習に立ち向かう時間で周りに差をつけられてしまいます。だからこそ我々は、自習中や宿題に対してこそ厳しく対応するのです。問題を解くスピード、勉強の姿勢、何時間も一人で耐え抜く意志、それらに対しては厳しい言葉をかけます。一人で学習量をかせぐことができる強い生徒にならなければ成績アップは難しいのです。

「疲れてるね。少し休んで頑張ってみようか。」そんな言葉はかけません。「疲れているのだ誰でも同じだ。疲れたらやらない、今までそうだったから今の自分があるんだろう。今の自分を変えたければ、疲れてもペンを動かしなさい。無理にでも頭に叩き込みなさい。」我々はそういう言葉を選択します。成績を上げるために、強い生徒になってもらうために。

⑧卒業生のサポーターたち

山口学習塾には講師以外にも、丸つけや課題の作成、質問対応を行うサポーターがいます。サポーターは全員、山口学習塾の卒業生たち。皆さんと同じように山口学習塾のテスト対策や受験勉強を乗り越えてきた先輩たちです。学習の質問はもちろん、高校受験のこと、高校生活のこと、いろいろ聞いてみてください。

⑨質問できる環境

「集団指導塾=質問できない」

そういうイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、山口学習塾ではホワイトボードに板書をする解説の授業だけを進める訳ではありません。

授業の進度は学校よりも早いですので、定期テストに向けた演習回もたくさんあります。演習回では分からない問題は担当講師に個別に質問することができます。

また、補習や自習のときには講師やサポーターが教室を管理します。その際にも講師やサポーターのところに行き、個別に質問をすることが可能です。

性格的に「質問をするのが恥ずかしい」という生徒さんの場合は、課せられたプリントや小テストを早くたくさん提出してもらえれば、それを丸付けし返却する際に分からない問題を一緒に確認したり、解説したりする機会を増やすことができます。

⑩営業電話は一切なし

「少し話を聞きに行っただけで勧誘の電話が来て面倒くさい。」そんな話を伺うことがあります。塾も利益を出さなければ続けていけません。生徒獲得はどんな学習塾でも必要ですから、営業電話が良いか悪いかについては分かりません。

しかし、山口学習塾は営業電話は一切しません。お客様には十分悩んで欲しいからです。何となく塾の先生に押し切られて入塾してしまった、そして「こんなはずじゃなかった」と塾を辞めてしまう、そして一から塾探しを始める…お金も時間も無駄になってしまいます。

年間で考えれば学習塾に通うというのは高い買い物です。月謝が2万円だとしたら最低でも年間24万円になります(教材費、入塾金、講習費がありますので実際はそれ以上です)。そのような買い物を電話一本で決めてしまうのは危険です。お金の面だけでなく、お子様の学力の基礎をつくる大事な時期を任せるのです。営業電話一本では決められないはずです。

体験授業に参加し、お子様が本当にその塾で頑張っていく覚悟をもつまでご家庭で話し合う。十分に検討を重ねた上での通塾だからこそ、我々も遠慮をしないで全力で指導にあたることができるのです。我々は営業電話に使う時間があるのであれば、授業の準備や入試の分析に時間を使います。

⑪キャンペーン、割引、景品一切なし

特定期間だけ入塾金を無料にするようなキャンペーン、兄妹割引、お友達紹介による景品などを一切行っておりません。山口学習塾の売りは、学習指導のみです。学習指導がすべてです。割引がないのにご兄妹で通っていただいている塾、景品ももらえないのにご紹介をいただいている塾、そういう塾であり続けたいと思います。

⑫個別指導、特別ゼミ、勉強合宿一切なし

山口学習塾は「公立高校進学を目指す生徒」を対象としています。また、手取り足取り優しく教えてもらわなければ勉強と向き合えないような甘い生徒さんは対象としておりません。たとえ現段階で勉強ができなくても、自分の意志で、自分の覚悟で勉強に取り組もうという生徒さんを対象としています。

生徒さんの対象をしぼっているからこそ、個別指導や特別ゼミは必要ないと考えています。オプション的な授業がいくつもあり、どれを受講するかで悩むのは時間もお金ももったいないです。

我々にとっても「個別も受講した方が良いよ。」「このゼミには参加した方がいいよ。」などと、営業にまわす時間や労力はもったいないのです。営業に使う時間があるなら、授業準備や入試の研究に時間を使うのが山口学習塾です。

授業を受ける、分からなければ補習、できなければ再テスト、とにかく生徒ができるようになるまで、シンプルにそれをどれだけ徹底できるかを考えています。勉強合宿に行く移動時間があるなら、英単語を100個覚えてほしい。勉強合宿の打ち上げ会などやっている時間があるなら、歴史の人物100人覚えてほしい。それがわれわれの考え方です。

⑬保護者様の授業見学をお断りしている。

ここまで「授業の質」について述べておきながら、当塾は保護者様の授業見学を一切お断りしています。

「授業に自信があるなら見せて欲しい。」当然そう思われるでしょう。「実際、たいした授業をしていないのではないか。」そう思われても仕方ありません。

それでも我々が保護者様の授業見学をお断りしているのには大きな理由があります。それは”今通っている生徒たちの、その一回の授業を大切にしたい”からです。

学校の授業参観を思い出してみてください。生徒たちは皆そわそわしています。知らない大人に見られているというのは、生徒たちからすれば大変緊張することです。いつもは発言できる生徒が発言できなかったり、いつも以上に間違えることを恥ずかしがったり、ということがあるかもしれません。

我々はすでに通ってくれている生徒たちを最大限尊重する塾です。新規の生徒獲得はもちろん大事ですが、今いる生徒たちに不利になることがあってはいけません。知らない大人が後ろで見ていることによって、集中がとぎれたり、積極的に授業に参加できなくなったりすることは、我々の方針から考えると許されません。

山口学習塾では、お子様自身の体験授業までにとどめています。同じ年齢の生徒であれば過度な緊張が生まれることはありません。今通っている生徒たちもいつも通りに授業を受けることができます。「一回くらい親が見てもいいじゃないか。」そう言われるかもしれません。しかし、我々はその一回を大切にしたいのです。

⑭北辰テスト終了後も公立入試直前まで入試模擬テストで志望校判定。

多くの学習塾では北辰テストの結果をもとに進路指導をすることが多いかと思います。

しかし、北辰テストの最終回は1月の後半です。2月後半に行われる公立高校入試までまだ1か月あります。

実はその最後の1ヵ月で実力をつける受験生は多いのです。残り1ヵ月の成長を待たずして志望校を決めてしまうのは、少し早い気がします。

また1回の北辰テストで「志望校に実力が達しているかどうか」を判断することも危険です。もしかしたら、北辰テスト当日は体調が悪く実力が全く発揮できていないかもしれません。逆に本当は分からない問題が数多くあったのに、記号問題が運良く当たり点数を実力以上に稼げてしまった、ということもあるかもしれません。

当塾では12月後半から2月の中盤(公立入試の願書提出直前)まで、合計で8回前後の入試模擬テストを行います(年によってはスケジュール上、回数が少ない場合もあります)。実際の埼玉県の公立高校入試の過去問を使用したり、教材会社の模擬テストを使用したりします。過去のデータから志望校判定も1回ずつ出していきます。

全ての入試模擬テストが終わった段階で、総合的に志望校に実力が達しているかどうかの判定をいたします。ですから、当塾では「志望校は願書提出のギリギリまであきらめないこと」とすべての受験生に伝えています。

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