2月14日、バレンタインデーでした。
今年のバレンタインデーは非常に勉強になりました。
バレンタインデーのお返しでホワイトデーというのがありますね。
このホワイトデーのお返しについて注意が必要だと。（某中2女子曰く）
お菓子の種類によって意味が変わる、ということだそうで。
| 返礼品 | 意味 |
|---|---|
| チョコレート | 同じものを返すので「今までと同じ関係で」 |
| キャンディー | 「好きです！」 |
| マシュマロ | 「あなたのことが嫌いです！！」 |
衝撃でした・・・
私は幼少期、そして青年期とバレンタインデーとはほぼ無縁の人生を歩んで来たので（オジサン期になった今も無縁ですけど…）、ホワイトデーの返礼品を考えた経験もなければ、もちろん返礼品を購入した経験もありません。
ですから、返礼品に意味があるなどということはこの歳になるまで全く知りませんでした。
いや・・・これは恐ろしいですね。
だって一生懸命、何をお返ししようか考えに考え抜いた挙句、
「やっぱりマシュマロが良いよね。そのまま食べても美味しいし、バーベキューでも活躍してくれるし。それにあのフワフワ感に優しいイメージもあるし。」
まったくの善意でマシュマロを選ぶわけです。
100％の善意でお返しをする訳です。
「この前はチョコレートありがとう！お返しのマシュマロです！！」
＝（あなたのことが嫌いです！！）
ショーーーーーーーーック！！
いや、マシュマロをもらった人もショックかもしれませんが、意味を知らずにあげた方はもっとショックだと思います。
良かれと思ってやったことが相手を傷つけてしまい、さらには恨みまで買う可能性がある訳ですから…
（実際、そういう状況に陥ってしまった…という某中2男子の話がありましたが。。）
「いや～でも、こんな”お返しに意味がある”という話なんか、知らない人も多いんじゃないかなぁ～」
そう思って近くにいた生徒さん数名に聞いたところ、みんな知っているという・・・
ダブルショーーーーーーーーーック！！
過去の山口少年～山口青年が可哀そうに思えてきました。
私は本当にバレンタインデーとか、ホワイトデーとか、無縁の世界で今まで生きて来たんですね…( ；∀；)
そんな私も今では3児の父親としてささやかな家族生活を送ることができている訳です。
そして、3人の子どものうち2人は女の子。
小学1年生と3年生、まさにバレンタインデーのチョコレートづくりにはまりそうなお年頃。
数日前から棚の中には板チョコや、飾りつけのカラフルな粒が溢れ始めました。
100均で型を買うとかなんとか、騒いでいる日もありました。
「あぁ、この子達も誰かにチョコレートをあげるんだなァ～。私の分もあるのかなァ～。」
数日前はそんなことをぼんやり考えていたのです。
そして、2月14日の夜。
私が帰宅する時間にはすでに子どもも妻も寝ています。
微かな期待を持ちながら、部屋の中を見渡します。
テーブルの上、異常なし。
冷蔵庫の中、異常なし。
私の寝室の机の上、異常なし。
玄関に戻って棚の上、異常なし。
洗面所の棚、異常なし。
お風呂の中、異常なし。
洗濯機の中、異常なし。
どこを探しても、異常なし＝チョコレートなし・・・
トリプルショーーーーーーーーーーーーーック！！
娘が二人いてもチョコレートがもらえないという…
私の人生、どうやらバレンタインデーの神様に見放されているようです。
いや、そうではないかも…
私がチョコレートをもらえないのは、私の人間性にどこかしら問題があるのかもしれない…
来年は一つでもチョコレートがもらえるように、この一年、その問題改善に正面から立ち向かわなければ…
今年のバレンタインデーは3つのショックが降りかかった一日となりました・・・( ；∀；)
