先日、車のタイヤに釘が刺さっておりました…
小中学生で車の運転をする人はいないはずなので、皆さんは知らないと思いますが車というのは釘が刺さっても案外走ります。
というか、釘が刺さったことも分からないくらい普通に走ります。(刺さる場所にもよるそうですが)
私も全く気付かずにいました。
タイヤの空気を入れてくれたガソリンスタンドの店員さんに「釘刺さってますよ。」と言われるまで…
タイヤに釘が刺さっていると言われたのは、塾への出勤途中のガソリンスタンド。
ガソリンスタンドの店員さんから、
「う~ん、これは斜めに入っちゃってますから、直すのも難しいかもしれませんよ。タイヤ交換になるかもしれませんね。どうします?見積だけでも取りますか?」
と言われ…
う~ん、そりゃタイヤをどうにかしないといけないのは分かるけども。。
急にタイヤ交換とか言われても…
いや、タイヤ交換って高いんですよ。。
小中学生の皆さんにはその値段を想像できないかもしれませんね。気になる人は、ぜひお家の人に聞いてみて下さい、本当に高いですから・・・(;^_^A
困った私は、妻に電話をかけてみました。
(妻は以前に車の整備場に勤めていたこともあり、私よりも車に詳しいのです。)
「どこに刺さってるの?あぁ、そこだったらすぐに空気が全部抜けるとかはないから、空気を少し多めに入れてもらって。タイヤ交換?いや、たぶんその部分だったら修理できるはず。オー〇アー〇ズ(いつも行っているカー用品店)にタイヤ修理の予約しておくから、今日はとりあえずそのまま職場に行って大丈夫。」と・・・
なんと頼りになる妻でしょうか!!
さすが元車の整備場勤務!!
やはり経験者は違います!!
(といっても、整備士ではなく経理だったそうですけど。。)
ということで、翌朝、いつも行っているカー用品店でタイヤ修理をしてもらいました。
修理費用1,650円(税込)・・・
「あぶねー!!」
心の中で絶叫です。
もし、あのままガソリンスタンドで言われるがままにタイヤ交換をしてたら…
おそらく10倍くらいの費用がかかっていたのではないでしょうか。
もちろん、修理するよりも新品に変えた方が安全は安全なのでしょうけど。
ただ、修理してくれたカー用品店の方が言うには
「まだまだ使えるタイヤなので交換はしなくていいかと思います。」という話でした。
今回の件で2つのことを考えました。
1つは「何事も経験、勉強が大事」ということ。
私は車に関しては興味があまりないため、勉強もしてないですし、普段も漠然と移動手段として乗っているだけ、です。
タイヤ交換やオイル交換はどのくらいの期間でやった方がいいか、などもカー用品店の人や車を買ったお店の人が言った通りでいいや、という感じでいます。
その点、妻は以前の会社での経験に加え、車に関してはいろいろ調べているそうです。
いざという時、経験があるかないか、勉強しているかしていないかで、大きな選択の違いが出て来てしまう可能性があるんだな、と。
今回のケースで言えば不勉強な私は、もしかしたらそのままタイヤ交換をして10,000円以上の出費をしていたかもしれません。
でも経験があり、いろいろ調べている妻はタイヤ修理を選択して1,650円で済むわけです。
8,000円以上の差ですから…
ワークマンの厚底ランニングシューズを2足買って、さらにランニング用の五本指靴下も買える金額の差ですから。とんでもなく大きな差です!
もう一つは、店員さんの対応の差です。
もちろん、ガソリンスタンドの店員さんが騙そうとしていたとか、そういう風には思いません。
タイヤ修理よりも新品のタイヤ交換の方が安全であることは間違いないと思いますから。
ただ、私としては「タイヤ修理が難しいかも…」と言われたら、それなりに焦る訳です。
そして、「タイヤ交換の見積もりを…」とすぐに言われたら、やはり「タイヤ買わないといけないのか~」と頭の中はそうなっちゃうわけですよね。
でも、いつも行っているカー用品店の人は、「全く問題なく修理できますよ。このタイヤはまだまだ交換時期ではないと思いますから。お金ももったいないですし。」と言ってくれたわけですね。
この2人を比べると、どうしても私としては「ガソリンスタンドの人はタイヤを買わせたいから修理が難しいって不安にさせて来たんだ!」と疑う気持ちが芽生えないでもない訳です。(そんなことはないとは思いますが。)
やはり、そういうこともあって「車の整備や修理に関してはあそこ」と決まったお店になる訳ですね。
こうやって書くと、あたかもガソリンスタンドの人が悪者に見えるかもしれませんが、私自身、ガソリンスタンドの人の気持ちも分かる部分がある気がします。
私だって塾の入塾面談のときに「1教科受講と5教科受講、どっちをおススメしたいですか?」と聞かれたら、正直、5教科受講をオススメしたいと思います。
5教科の方が授業料は高いですから。つまり、塾の売上が大きくなるということです。
こんなことを塾の先生の立場で言うとイメージが悪くなるかもしれませんが、塾も商売です。塾の経営を続けて行くためにも売上は必要なのです。そう考えると、「多少お客様が不安に思ってもらうような話をして、少しでも多くの教科を取ってもらおう」みたいな気持ちは分からないでもないのです。
でも、やっぱりそういう自分本位の仕事をしていると、今回の車のタイヤの話のように、お客様の支持はいずれもらえなくなるのではないだろうか…、とも思うのです。
カー用品店の人のように、「お客様にとって何が一番いい選択になるのか」そこをしっかり考えて提案する、そういう仕事をしていかないといけないな、と。
なんだか最後は私の仕事観の話になってしまい重苦しい雰囲気になっちゃいましたが…
とりあえず、タイヤが無事直りましたので今日も安全に通勤し皆さんのテスト対策のサポートを全力でさせていただきたいと思います!!