私の家は狭山市にあります。
ですから、塾への通勤経路で新狭山の工場地帯を通って来ます。
自動車のホンダがあるところですね。
新狭山の工場地帯は大企業が多いので、この季節になると入り口に立派な門松が飾ってあるところもあります。
皆さんご存じだと思いますが、門松とはこんな飾りです☟
今朝も通勤途中で、ある会社の立派な門松を見ていたのですが、ふと思いました。
「あの門松って正月が終わったらどうするんだろうか?」と。
門松は生け花のように生きている竹や松を使っている訳ですから、クリスマスツリーのように「来年も使おう!」とどこかにしまっておくわけにはいきません。
しまっておいたとしても、一年後には竹も松も茶色になって干からびていることでしょう…
調べてみると、門松もしめ縄やお守りなどと一緒に神社に持って行って燃やしてもらうそうです。
私も何度かお守りなどを神社で燃やしてもらいに行ったことがありますが、「どんど焼き」と言うそうですね。
(あの会社の前の大きい門松をどうやって神社に運ぶんだろうか…。という疑問はあります。やはり解体して運ぶのでしょうね…)
話は変わってしまいますが、門松の竹は斜めにスパッと切られていますよね。
あの斜めの切り口は徳川家康が始めとも言われているそうです。
徳川家康が三方ヶ原の合戦で武田信玄に負けた時に
「二度と武田には負けないぞ!」と竹を斜めにスパッと切ったそうです。
竹=武田を切る、ということですね。(ダジャレみたいな話ですが…)
それを家臣などが広めて、今の門松の形になったとか。
本当かどうかは分かりませんが…
またまた話は変わってしまいますが、徳川家康といえばNHKで大河ドラマが始まります。
徳川家康役を務めるのが嵐の松本潤さんです。
松本といえば、長野県に松本城という城があります。
私も外だけは見たことがあるのですが(行列ができていて中には入りませんでした。行列に並ぶのが苦手なので…)、真っ黒なお城でとても迫力がありました。
この松本城、実はさきほど出て来た武田信玄が配下においた城なんですね。(当時は深志城といったそうです。)
そういえば、松本潤さんが所属しているグループの「嵐」。
「嵐」という字は「風」と「山」でできています。
武田信玄の旗印で有名な言葉に「風林火山」があります。
なんという偶然でしょうか!
松本潤さんと武田信玄に底知れぬ縁を感じてしまうのは私だけでしょうか…
松本潤さんはもしかしたら、徳川家康役ではなく、武田信玄役をやった方が…というと、松本さんのファンの方に怒られてしまいますね。
強引な結びつけもこのあたりにしておきましょう。
それにしても新狭山の工場地帯の門松から、こんなところまで話が飛んでしまいました。
まさに「門松の行方」というタイトルにふさわしい記事だったと言えるのではないでしょうか(笑)