私が声をかける=イエローカード?

テスト対策が始まり一週間が過ぎました。

様子を見ていると集中力が途切れている生徒が見られます。

ボケーッと前を見ていたり、時計をチラチラ確認したり、ずっと指をいじっていたり。

そういう生徒を見つけると、私は横に立ちます。勉強をし始めるまで横にずっと立っています。勉強をし始めるとその場を離れますが、離れた瞬間にまたボケーッとしたりしていないか、陰からこっそり確認します。

私の視線がなくなった瞬間またボケーッと過ごしているようだと、本当に集中していない証拠だと思うので今度は声をかけます。

「集中しなさい。」とか「勉強をやりなさい。」とか、そういう叱責に近い声掛けをしてしまうと余計にモチベーションが下がってしまうと思うので、「どこまで進んだの?」とか「昨日は何時に寝たの?」など少し会話をして気分転換してもらうようにしています。

だからと言って安心しないでくださいね。「怒られないで良かった。」なんて決しても思わないでくださいね。

私に声をかけられているということは、少なくとも「私が横に立っているだけでは集中できない」と判断されたということです。かなり勉強の時間を無駄にしている可能性がある、ということです。

本当に集中して勉強している生徒の横には立ちません。目障りでしょうから。

本当に集中して勉強している生徒には不要に声はかけません。集中が途切れるでしょうから。

横に立たれるということは、集中していないと判断されたということです。

声をかけられたということは、さらに集中していないと判断されたということです。

横に立つというのが反則を伝えるホイッスルだとすれば、声をかけられるというのはイエローカードに値するのかもしれません。

皆さん、まず横に立たれないように集中してください。そして、仮に横に立たれてしまったら、そこで気づいてください。

「ヤバい、自分は周りよりも勉強が遅れているかもしれない!」と。

声をかけられるのを待つことのないようにお願いします。

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