質問、質問、丸付け、質問

入試も迫ったこの時期。

中学3年生はとにかく早く塾に来る子が多いです。

そして、塾に来て早々、次々に質問に来ます。

カバンを机に置いて、テキストやノートを開いてすぐに質問に来るということは、学校や家ですでに質問を用意していたということです。

勉強に対してものすごく意欲が高い表れだと思います。

講師の樋口や矢田と昼の時間帯に生徒さんたちの話をします。

その時に「今、心配な生徒は誰か。」という話もしますが、同時に「今、良い状態の生徒は誰か。」という話もします。

良い状態の生徒というのは、言い換えれば「成績が上がりそうな生徒さん」ということになります。

そういう生徒さんの名前を挙げながら、「なぜ良い状態だと思うのか」とそれぞれの講師の話を聞くと

「最近、質問の回数が多くなった。」という言葉が出てくるのです。

私も同じように思います。

質問の回数が多いということは、その生徒さんの中で「できるようになりたい。分かるようになりたい。」という気持ちが強いからです。

今の中3生はそういう生徒さんが多くいます。

わざわざ隣の隣の部屋まで質問に来る生徒さんも少なくありません。

中学3年生の部屋にいるとすぐに誰かが質問を持ってきます。そして、その質問の解説が終わると、すぐに他の生徒さんがやってきます。

プロ野球の横浜ベイスターズで以前監督をされていた権藤さんの現役時代。

連投に次ぐ連投で「権藤、権藤、雨、権藤」という流行語が生まれたそうです。

今の中学3年生と向きあっていると、「質問、質問、丸付け、質問」という感じです。

2023年も始まって間もないですが、私個人の今年の流行語大賞に「質問、質問、丸付け、質問」が早速ノミネートしています。

くだらないたとえを入れてしまいましたが、それだけ今の中学3年生は「良い状態」の生徒さんが多いということです。

今がまさに伸び盛り、という生徒さんがたくさんいます。

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