先日、小学生の授業で俳句の勉強をしました。
俳句は中学三年生でならいます。しかしながら、小学生の生徒たちは「歳時記」「季語」といった言葉にもめげずに、その単元の音読をしてくれました。
実際に俳句になじんでもらうため、春夏秋冬、四つの季節の歳時記をそれぞれ生徒にわたし、俳句を書いてもらいました。
後日、小学生に作ってもらった俳句と、実際の俳人の俳句、それとわたしが作った俳句を混ぜて、誰が作った俳句なのか、鑑賞してもらいました。
その一部を、紹介します。
- 夏の夜 触れるガラスの冷たさよ
- 木の家に 棲み木の机 おぼろ月
- 秋風の なまあたたかさ 身にしみる
- 古池や 蛙飛び込む 水の音
- 冬の雷 雨の中の 合宿だ
- 落葉を 踏めば孤独の 音が鳴る
- 夏の果 炎暑おわり 夏惜しむ
いかがでしょうか。気に入ったものはありましたか?
見覚えがあるものの中にはあるかと思います。どんな人が書いているのか、ぜひお友達やご家族と話し合ってみてくださいね。