勉強する意味

皆さんは「ファインディング・ニモ」をご存じでしょうか。

ディズニーがおくる、魚たちの大冒険の物語です。

私はこのアニメを小学生のころ、10回以上繰り返し見ていました。

ドリー(青い魚)のセリフとか、船の名前とかを丸暗記するまで見ました(笑)

さて、ここでクイズです。

人間に連れ去られたニモが、水槽の中で他の魚たちにつけられたあだ名は何だったでしょうか?




正解は「シャークベイト」です。


私はこのシャークベイトという単語を意味も分からずに覚えていたのですが、十数年越しにその意味を理解しました。

この間、英検の単語帳を見ていた時に”bait(ベイト)”という単語を目にしました。

意味は「餌」だそうです。

私はこの意味を見た瞬間、衝撃が走りました。

「シャークベイトは、サメの餌…?」

なんとニモは、はるか遠くでようやく見つけた仲間たちに「サメの餌」というあだ名をつけられていたわけです。

当のサメは「魚は友達、エサじゃない」ということを言っているにも関わらず、です。

このとき、物語の点と点が線でつながった感覚がしました。

「ベイト」が「エサ」という意味だと知っていた人は、仲間たちに「シャークベイト」と名付けられた瞬間にクスっと笑うことが出来たのかもしれません。


勉強なんてやってなんの意味があるの?

そう思うこともあるかもしれません。私も中学生の頃は思っていました。


私は、「知識の数は、笑いの数」だと思っています。

いろいろなことを知っていれば知っているほど、人生のうちで笑える数が増えるのだと思います。

また、驚いたり、悲しんだり、何かに涙する回数も増えるかもしれません。

感情が豊かになるとも言えるでしょう。

いろいろなことに無関心なよりも、何にでも興味を持てる人生の方が絶対に楽しいと思います。

これは、私自身が勉強してきてよかったと感じたことです。

ただ、この考えを皆さんに押し付けるつもりはありませんので、ブログの中だけにとどめておきます(笑)

皆さんに「勉強する意味は?」と聞かれたら、迷わず「高校受験に合格するため」と言います!

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