昨日、第4回北辰テストの結果が塾にも到着しました。
国語の偏差値を見せてもらったところ、最大でなんと19も偏差値を伸ばした生徒がいました!
ほかにも大きく伸ばした生徒は、
18
16
15
15
14
13
12
と、ものすごい上がり幅を見せてくれています。
ほかにも、偏差値を10前後伸ばした生徒はたくさんいましたが、記すのはここまでにしておきましょう。
偏差値は相対的なものです。
たとえば100人が受けたテストで、100点を取ったとしましょう。
しかし、極端な話、もし100人中100人が満点を取ったとしたら、算出される偏差値は50でしかありません。
逆に、こんどは20点しか得点できなかったとしましょう。
この時、ほかの生徒たちはみんな名前を書き忘れるなり、シャーペンの芯がすべて真っ白になっていたりして、残念なことに0点だったとします。この場合、偏差値は150を超えます(極端なたとえで冗談みたいですが)。
つまり言いたいのは、自分のテストの点数があがっても他人が良い成績を収めていれば必ずしも偏差値があがるわけではないし、逆に点数が落ち込んでも偏差値があがることはある、ということです。
偏差値を上げるには、他人よりも成長しなければいけません。難しい問が出されて、たとえ点数そのものが落ちても、ほかの受験生よりも成長していれば偏差値は上がります。
今回のテストで、結果的に生徒の皆さんは平均で約5も、偏差値を伸ばしてくれました。
これは、皆さんがほかの受験生よりも努力してくれた証左にほかなりません。
もちろん、思うように数字が伸びなかった生徒さんもいらっしゃると思います。
そんなときは、一緒に悩んで、次どうすればいいか、どんな戦略をとればいいのか考えましょう。
だんだん受験本番までの月日が短くなってきました。残り五か月もありませんが、皆さんがどのように成長していってくれるのかこれからも楽しみです。