メリハリと1時間集中しきれる力

3月の新年度の小学生教室の授業スタート時からくらべると計算教室の生徒は倍近くに増え、授業の始まる前や休憩時間はかなりにぎやかになってきました。

休憩中には塾にある知恵の輪やパズルをやっている生徒や、講師となぞかけをしている生徒、トランプをつかってマジックをやっている生徒もいれば、友達と話をしている生徒もいます。

休憩中はにぎやかですが、授業が始まる1分前くらいになるとみんな席にについてその日の学習内容にとりかかる準備をしてくれます。

本当にありがたいことです。

そして、本日も私のスタートの掛け声とともに一生懸命、百マス計算を解いてくれました。

小学生計算教室には現在小4から小6までの生徒が在籍しています。

学年も違えば、計算の得意な子、苦手な子もいるので解くスピードは様々ですが、みんな一生懸命です。

ただ本日も1時間の授業の中で少し集中力がなくなってしまう生徒がいました。

その生徒も「大丈夫?」と声をかけると、また集中力を取り戻して計算問題に取り組むようになりました。

そうやって少しずつ、集中を継続できる時間を長くしていき、まずは1時間の授業を集中しきれるようになって欲しいと思います。

小学生計算教室の授業を通して、計算力以外にも『授業と休憩のメリハリ』と、『1時間集中しきれる力』を中学生になるまでに身に付けて欲しいと思います。

山口学習塾では中学生になるとテスト3週間前からテスト対策期間になり、5分休憩、55分勉強という、サイクルでテストまで毎日、学習していくことになります。

中学生になってから成績が上がらない生徒によく見られるのが、スタートの掛け声がかかっているのに学習にとりかかっていない、55分の間に明らかに集中していない時間が多いという2点です。

この春から山口学習塾に通い始めてくれた小学生もこれから時間をかけて、中学生になったときに必要な力を身に付けていってもらえればと思います。

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