まず、中学校、高校入試で役立つ勉強を。

多くの学習塾が「将来役立つ勉強」という言葉を使います。

個人的な意見ではありますが、「将来役立つ勉強」という言葉はなかなか難しい言葉である気がします。

私自身は小中学校の勉強はものすごく将来の役に立ちました。

当然です。

小中学生に勉強を教える塾講師になったのですから。

でも、それはあくまで私個人という狭い世界での話になります。

小中学生にとって「将来役立つ勉強」とは、結局のところ人それぞれなのではないでしょうか。

私のように教科的な知識が直接役立つ人もいるでしょう。

そうではなく、一つのことをじっくりと丁寧に考え抜く姿勢が将来役に立つ人もいるでしょう。

反対に次から次へと物事を処理していく処理能力が将来役に立つ人もいるでしょう。

テストで良い点をとった、チャレンジ校に合格できた、そういう自信が将来役に立つ人もいるでしょう。

そう考えると「将来役に立つ勉強を教える」という言葉を、私自身はなかなか口に出すことはできない…と思うのです。

いや、そもそも「将来役に立たない勉強がこの世にあるのかどうか」という疑問があるのですね。

どんな勉強も一心に努力をすれば、人それぞれ形は違えど、将来に役立つものになるのではないだろうか、そう思うのです。

だからこそ私は、人それぞれどういう形で役に立つか分からないものをあえて口にしたりはしません。

たとえば小学生授業で言えば、われわれの指導はズバリ、「中学校の授業に役立つように」ということで行っています。

計算にしろ、英語にしろ、国語にしろ、(そして今年からは社会単語にしろ)中学校の授業に直結するような内容を行っています。

それらが将来、どう役立つかは分かりません。

でも、誰が見ても「中学校に上がったときには確実に役に立つだろう」という授業を小学生では行っています。

中学生授業で言えば、ズバリ「定期テストで良い点をとれるように」「志望校に合格できるように」ということで指導を行っています。

遠い将来ではなく、まず目の前の目標を達成するための指導を、目の前の壁を乗り越えるために確実に役に立つ指導を。

それを愚直に行い続けるのがわれわれ山口学習塾の指導です。

もちろん、将来の夢を持ってそれに向かって勉強をしていくことは素晴らしいことです。

それを否定するつもりは当然ありませんし、本来であればそれが理想的だとも思います。

でも、小中学生の段階で「将来」を考えるのはなかなか難しい話だとも思うのです。

今は将来の夢がなくても、目の前の中学校生活、定期テスト、高校入試に向かって地道に努力を重ねていく。そこで培われた力が生徒さんそれぞれの形で将来の役に立っていく。

そういう勉強も同様に素晴らしいと思うのです。

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