「音読みと訓読みの違いって何ですか?」
先日、一人の生徒がこんな質問をしてくれました。わかりやすく教えてあげなければ!と意気込んだのですが、、、
「音読みと訓読みの違いってどうやって説明すればいいんだ?」
頭の中ではなんとなくイメージできてもそれを言葉で表現することが出来ないのです。情けないですが、そんな時はインターネットで見つけた内容を私なりにかみ砕いて生徒に伝えます。検索してきて出てきた内容は以下の通りです。
- 音読み…発音を聞いても意味がわかりにくいもの
- 訓読み…発音を聞くと意味がわかるもの
このことを踏まえて例題を出したところ、その生徒はすでに十分に理解が出来ているようでした。彼女自身なんとなくイメージはついているけどそれをはっきりしたいと思って質問をしてくれたのでしょう。期待に応えることが出来なかったことにやるせなさを感じます。
話は少々転じますが、このことからアウトプットの重要性を改めて感じました。ここでいう「アウトプット」とは勉強で身に着けた知識や情報を文章にまとめたり説明することをいいます。インプットしたのちにアウトプットをすることで頭にどれだけ内容が浸透するかが格段に変わります。理解度も確認できますし、声に出すことで長期記憶につながりやすくもなります。きっと私は訓読みと音読みの違いを学んだときにインプットしかできていなかったので、彼女にうまく説明することが出来なかったのだと思います。
生徒の皆さんはインプットは十分にできていると私は思います。頭に入れた知識をさらに定着させるためにアウトプットをする習慣を身に着けてみてください。誰かに教えるのでもいいし、ノートに書くのでもいいし、周りに聞こえない程度であれば自習しているときにぼそぼそとつぶやいてみるのも在りかもしれません。
以上、サポーターの染井でした。