「一年ごと」と「一年おき」

先日、受験生からこんな質問がありました。

「”一年ごと”と”一年おき”って何が違うんですか?」

参勤交代に関する記述式の問題についてです。

とてもいい質問だと思いました。

「参勤交代ってなんですか?」という質問と比べると、だいぶ意識の高い質問です。

参勤交代の意味については教科書を調べて大体分かった。

でも、「一年おき」という言葉はあまり使わない。

「一年ごと」と何が違うんだろう?

もしかしたら、これが分からないと本番で点を落としてしまうかも。。

そう思ったのかもしれません。

そう思えるところに、この生徒の入試に対する執念と、今の勉強に対する意識の高さを感じました。

何としてでも分かりたい。

何としてでも覚えておきたい。

そして、何としてでも点数に結び付けたい。

そういう意識を持って習得した知識は忘れないと思います。

「ただ何となく覚えた」という知識に比べ、何倍も強固な武器になって本番で自分を救ってくれることになるでしょう。

教室には受験生の必死のエネルギーが日に日に満ちて来ています。

受験生たちが勉強をする教室が、一年で最も素晴らしい雰囲気に包まれ始めて来ています。

まだ公立高校入試まで3週間あります。

定期テストの対策期間、まるまる残されています。

できることはたくさんあります。

覚えられることはたくさんあります。

「一生懸命やっているのに思った結果が出ない」

そう焦る気持ちもあるかもしれません。

自分を信じてください。

自分が今日覚えた知識、理解した問題、それらを信じてください。

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