こんにちは!!サポーターの佐山です。
近頃よく聞くようになったSDGsですが、皆さんはその内容についてどれだけ深く知っているでしょうか。
実は有名な17の目標の下にはより細かい169個のターゲット、さらには232個の指標が設定されています。
今回は最新のレポートをもとに世界、日本におけるSDGsの現状を紹介できればと思います。
今年の6月17日に達成度を国別でランキングにしたものが発表されました。
それによると日本は前年の21位から少し順位を上げて18位となりました。(参考: https://www.unsdsn.org/resources/the-sustainable-development-report-2024/)
多少進んでいるようですが、日本に残る課題としてジェンダー格差やプラスチックごみの問題が挙げられています。
また去年と比較すると教育における貧富の差が大きくなったこと、家賃負担が重い人々の割合が増えたことにより2つの目標で評価を落とすことになりました。
また世界全体でみると、169個のターゲットのうち期限である2030年までに達成できそうなものは全体の16%(約27個)ほどしかなく、残りの84%は進捗が限定的、もしくは後退していると言われているそうです。
2015年に設定されたSDGsは来年で10年目を迎え、期限の2030年まで残り5年となります。 現在は停滞気味なSDGs達成への歩みですが、今後どうなるのか、2030年までにどこまで達成できるのか、注目してみると面白いかもしれません。