今週は東中、大井西中、城南中、福原中と続々と期末テストが続いています。
いち早く、先週テストを終えた中学では結果が出始めています。
その中で「う~ん、微妙…」と言っている生徒がいます。
努力はしてくれました。
いつもよりも集中して取り組んでいた様子も見ています。
点数も決して悪いわけではないんですね。
ただ、もっと上を目指していたのでしょう。
我々もすべての教科で90点以上を取って欲しいと願っていましたので、その生徒の気持ちも本当によく分かるんです。
提出してくれた4教科の結果をパソコンに入力して、「う~ん…」とデータを眺めていたのですが…
「あれ…?」
その生徒、一年前に入塾しています。
入塾前の成績を見てみました。
一瞬、数字が間違っているかと思うような点数が…
なんと入塾前の5教科の合計点を、現在返却されている4教科の合計点がすでに上回っているんですね。
そう一年前の自分であれば、一教科少なくてもすでに勝っているんです。
おそらく本人はそんなことは覚えていない。
そんなことは気にもしていない。
我々だって、この生徒がこのような点数帯の生徒だったということはすでに忘れていましたから…
そのことに気づくと、この生徒がものすごく成長してくれたことを改めて実感します。
過去のことなんかどうでもいい。
過去と比べて伸びたかどうかなんか全く気にしていない。
今は目標に向かって上しか見ていない。
過去のことなんか忘れてしまうくらい努力して成長する。
その姿勢は我々講師陣も見習わないといけません。