2026年(令和8年) 埼玉県公立高校入試 平均点発表

5月号の塾だよりでもコラムを書きましたが、あらためて2026年(令和8年)埼玉県公立高校入試の平均点について書きたいと思います。(5月号塾だより

以下のサイトに詳しい結果が載っていますので、気になる方はぜひ確認してみてください。

塾だよりで書いたことと重なりますが、気になった点を書いていきたいと思います。

まずは受験生全体の平均点を見てみましょう。

<令和8年度埼玉県公立高校入試平均点>

学力検査問題学校選択問題※
国語社会数学理科英語数学英語
60.966.850.463.252.157.361.2
※学校選択問題は中堅上位校が採用する難しい問題です。このあたりの高校では川越南以上の公立高校が学校選択問題を採用しています。(学校選択問題採用校の例:川越南、川越、川越女子、所沢、所沢北、和光国際など)

1.学校選択問題も差がつく傾向に

2017年から採用された学校選択問題ですが、最初のうちは「難しすぎて差がつかない問題」という傾向がありました。

当時は上位校受験者でも30点台、40点台が当たり前という状況だったのです。

しかし近年は、徐々に「努力をすれば点に結びつく問題」になってきている印象でした。

とくに令和8年は数、英ともにだいぶ高い平均点が出ました。

数学や英語が得意な受験生であれば80点台、もしくは90点台も十分に狙える入試だったのかもしれません。

念のため、直近5年間の学校選択問題の平均点を載せておきます。

数学英語
令和4年42.658.3
令和5年50.556.7
令和6年50.254.8
令和7年44.857.0
令和8年57.361.2

これを見ても令和8年の学校選択問題は、しっかり努力をして力をつけていれば高得点を狙える入試だったと言えそうです。

2.「理社が簡単だった」というわりに?

令和8年の入試は「理社が簡単だった」という感想があちこちで聞かれました。

山口学習塾の受験生だけでなく、他の塾の先生たちに聞いても、「同じような感想を持っている生徒さんが多い」とのことでした。

私自身も入試問題に目を通していますが、やはり「理社は例年にくらべ簡単だった」という同様の印象でした。

冒頭の埼玉県全体の平均点を見ても、たしかに社会66.8点、理科63.2点ですから、受験生の感想と平均点が一致していると言っていいでしょう。

ただ、個人的にはこの全県の平均点を見たときに、「それでも全県の平均点はこのくらいの点数なのか」という気持ちもありました。

というのも、山口学習塾の受験生たちの開示得点(実際の入試の得点)の報告を受けていると、理社はかなりの高得点を取れている生徒が多かったからです。

山口学習塾の受験生たちの得点の平均を紹介します。

<山口学習塾の受験生の平均点(報告をくれた生徒のみ)>

学力検査問題学校選択問題
国語社会数学理科英語数学英語
69.579.755.574.558.561.055.9
(現時点で得点の報告をくれた24名の平均点になります。)

社会と理科の塾生平均は全県平均よりも10点以上高くなっています。

ちなみに学校選択校受験者に限定すると、社会88.5点、理科88.6点とかなりの高得点になります。

この結果は見ると、令和8年の山口学習塾の受験生たちは、「理社で周りの受験生たちに差をつけた」と言ってもいいのかもしれません。

今年も近々、受験生たちには理社の1年を通しての課題を出そうと思っています。

通称、「理社の極み」と呼ばれるものです。

☞「理社の極み」に関しての過去の記事

昨年度の受験生たちも早い時期から理社の基本知識をコツコツと積み重ねてくれました。

今年度の受験生たちも同じように、まず理社でほかの受験生たちを圧倒できるような知識を身に付けていってほしいと思います。

3.課題は学校選択問題の英語

いっぽうで課題もあります。

塾生たちの平均点を見ると、学校選択問題の英語だけが全県の平均点を下回っています。

(全県平均61.2点に対して、塾生平均が55.9点)

ここは根本的にテコ入れをしなければいけません。

現在、英語担当の中村が受験勉強の英語指導の流れを練りに練っている最中です。

「学校選択の英語で差をつけることができるように」という方針のもと、中3Aクラスの毎回の英語授業の内容、レベル設定を必死に考えています。

學校選択問題の英語でも周りの受験生たちを圧倒できるようになれば、今年から大きく変わる埼玉県の新入試制度でも、これまで以上に結果を残すことができるかと思います。

簡単ではありますが、以上が令和8年の入試平均点に関しての私(山口)の感想になります。

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