間違えた問題を二度と間違えない。

公立入試まで3週間を切りました。

本日も受験生たちは9時から入試模擬テストです。

さらに今日は入試模擬テスト後も夜の10時まで勉強。

ここまで来たら受験生たちに休みはありません。

受験までの残り20日、頭から溢れんばかりの知識をこれでもかと詰込むだけです。

その中で一点、強烈に意識してほしいことがあります。

それは間違った問題を二度と間違えないようにすること。

今まで皆さんは、問題集や模擬テストに取り組み、そこで間違えたとしても「いつか覚えればいい」という心の隙があったかもしれません。

夏休みで出来なかったら秋、秋にできなかったら冬休み。

しかし、もうその時間はありません。

今日間違えた問題は、この先入試まで一回も見ないで過ごすことになる可能性の方が大きいのです。

今日、地理の工業地帯・地域の問題ができなかった。

「あぁ、また間違えちゃった。私、ココ苦手なんだよな~。いつか覚えなきゃ。」

これではダメなんです。

君たちに「いつか」はもう残されていない。

今日できなかった問題は、その瞬間に完璧に覚えなおさないと入試までもう出て来ないんです。

そして、入試でその問題が出てきたら…

その危機感を強く持ってください。

先日、理社の授業で私が注意しました。

累進課税制度の説明についてです。

「税金が高くなるはダメだぞ」「税率とか、税金の割合とかそういう言葉を使いなさい。」と言いました。

数日後、累進課税制度を説明する問題が出ましたね。

3分の1くらいの人が「税金が高くなる」と平気で書いていました。

まだ意識が甘い。

君たちは「いつか」を期待している。

君たちは頑張っています。

毎日塾に来て、本当に一生懸命勉強しています。

それでも、まだ甘い部分が残っている。

そこが最後の伸びしろです。

今、この瞬間、触れた知識はカンペキに全て覚えきる、ここで覚えなければ入試で間違えてしまう、そういう強烈な意識。

あと20日もあるんです。

今覚えていないことに対する危機感を強烈に持つ、それがあればまだ伸びます。

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