部活について

 中学校生活が始まり少しずつクラスにも馴染んできた事かと思います。この時期になると、1年生はどの部活に入るか迷っている人もいると思います。そこで、今回は僕の所属していた部活についてお話させていただきます。

 僕は中学校、高校を通して3つの部活に所属していました。中学校の頃はサッカー部、高校入学当初はテニス部、その後再び高校のサッカー部に転部しました。中学の頃のサッカー部は1学年20人、3学年で60人ほどのメンバーで活動をしていました。人数が多いと友達がたくさんできて、辛い練習や試合があっても仲間達と互いにそれらの試練を乗り越えられました。中学では良い結果や思い出、かけがえのない仲間たちとの友情が芽生え多くの経験が得られました。

 高校に入学して、サッカー部に仮入部すると1年生の部員は3人で、3年生が卒業すると、メンバーが足りずに試合が成立できないという状況に置かれていました。「こんなんじゃ部活を楽しめない」と思った僕は、1年生が12人と比較的多く入部するテニス部に入りました。

 入ってすぐ1年生の仲間たちと仲良くなり、楽しく部活をやる予定でしたが、それは叶いませんでした。部活は活気がなく、部員も集中していません。僕自身もあまりテニスに興味がなかったので、やる気が湧きませんでした。「そんな部活に3年間所属するのか?」と自問自答してみたら転部しようという結論が出ました。再びサッカー部に所属してからは少ない部員ながらも、その分深い友情が芽生え、サッカー部に所属するという決断に間違えはありませんでした。

 皆さんも「本当にやりたいことは何なのか?」と自分自身に聞いてみてください。きっと、その部活が悔いの残りにくい選択肢になるでしょう。(小高)

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