先日塾長の山口が、「遅刻は成績に関わる」という記事を上げました。
1日5分遅刻していたら14日で70分の損失が出る、というお話です。
これは単純な時間のみの話ですが、実はこれにはもっと深い理由があります。
「勉強に対する姿勢」の違い
です。
18時05分に勉強を開始する2人を例に取ってみましょう。
Aさん:毎日18時前には塾に来て、18時05分になった瞬間勉強を開始できるよう準備をしている
Bさん:毎日18時10分に来てゆっくりと準備を始め、18時13分頃に勉強を開始する(遅刻)
2人の勉強時間の差は8分程度です。
しかしこの2人、この後22時まで同じ集中力、同じ姿勢で勉強に取り組むのでしょうか?
私はそうは思いません。
遅刻してもいいやと考えている人が、遅刻をせず前向きに勉強しに来ている人と同じ姿勢で勉強できるとは思えないのです。
単純な勉強時間だけの差で言えば1日8分程度なのかもしれませんが、そこには8分以上の大きな開きがあると思います。
遅刻してもいいやという「思考」は、勉強する「姿勢」に現れます。勉強する「姿勢」は「成績」に現れます。
成績を伸ばしたいのなら、まずは遅刻癖を直しましょう。