先日ブログで書いた空手の先生に「日曜日の稽古に来ないか?」と言われたので、6月6日(日)に道場に行ってきました!
空手を実際にやるのは約15年ぶりでした。
現役の頃の準備運動くらいの量しか動いてないのに、拳の皮は剥け、酸欠で頭痛を起こし、全身筋肉痛です。
本当に情けない(笑)
やはり運動はこまめにしておかないとだめですね。
自分の身体がいかに衰えているかがよく分かりました。
ここからは少し、私が空手少年だったころのお話をします。
私は、幼稚園生の頃、いじめを受けていました。
幼稚園に行くたびにいじめっ子に殴られ、毎日あざを作って家に帰っていました。
そんな自分が情けなくて、私は思うようになりました。
「強くなりたい」と。
そのことを両親に言うと、空手をすすめられました。
私は二つ返事で「行きたい!」と言い、道場に通い始め、そこからは空手が中心の生活になりました。
平日と土曜日は週5で道場に通って1~2時間の稽古(スパーリング等)をし、家に帰ってからも父と毎日1時間の激しい練習。
日曜日は月に2回、神奈川や新潟などで行われる試合に参加し、他の道場との合同練習(4~5時間)も月に1回は必ずありました。
ご飯を食べるときと寝るとき以外は、ほとんど空手のことしか考えていませんでした。
今思えば、あれだけ毎日痛い思いをしながら、よく頑張っていたと思います。
でも、それだけ頑張っていたからこそ、いまだに先生が私のことを覚えていてくれ、こうして道場に呼ばれたりもします。
小学生のころ、空手を頑張っていたから、あれから何年も経った今でも道場の稽古に呼んでもらえる。
中学生のころ、山口学習塾で勉強を頑張ったから、今こうして講師として働いている。
「頑張れば後で必ずいいことがあるよ!」
なんて無責任なことは言うつもりはありません。
ですが、中学生のとき、勉強を頑張っていなければ、山口学習塾で講師として働くことはなく、同じ道場に通う生徒に会うこともなく、空手の先生に稽古に呼んでもらえることもなかったかもしれません。
実際、幽霊部員だった高校のバドミントン部の練習には全く呼ばれないですしね(笑)
あのとき頑張ってよかった。私は本当に心からそう思います。