目標を自分で決める

先週、ある生徒に質問をしました。

「今回のテストの目標はある?」

その生徒は少しためらいながら

「五教科合計400点」

と答えました。

少しためらいながら言ったのが気になったので理由を聞いてみると、400点だと目標が低い、もっと高い目標を持ちなさいと言われるかもしれないと思ったらしいのです。

その生徒は確かに前回のテストで五教科合計400点まであと少しでした。

しかし、一昨年の夏、塾に通い始めたときには五教科300点前後の点数でした。

努力を重ね、もうすぐ400点に届くところまで来たのです。

高い目標を持つことも大切だと思いますが、まずは目の前にある小さな目標を達成することも非常に大切です。

私はどんな目標でも構わないと思うのです。

なんとなく学習するよりも、目標を持ち、その達成のために学習していくほうが私は楽しいと思います。

私も中学生のときは、得意な数学は100点、苦手な社会は90点を取るという目標を持って学習していました。

その目標が達成できたときには嬉しかったし、達成できなかったときは悔しい思いをしたのを今でも覚えています。

おそらく、その目標が人から与えられたものだったなら、あんなに嬉しく思ったり、悔しく思ったりはしなかったはずです。

どんなに小さな目標でもかまいません。

目標を自分で決めるということが大切です。

そして自分で決めた目標に自信を持ち、その達成のために学習していきましょう。

TOP