新年最初の授業というのは「何を話そうかな~」と案外考えるものでして。
しかし、今年の年末年始は平凡に穏やかに過ごしたのでこれといった話題もなく。
それでもなんとか振り絞った結果、「そういえばフルーツの名前の漢字について家族で話題にしたな~」と思い出したのです。
その漢字について、せっかくなので中学2年生のクラスで問題を出してみました。
・・・・・が。
私の想像していた反応と全く違う反応が返って来まして、たいへん切ない気持ちになりました・・・( ;∀;)
私は想像していたのです、皆さんの考える顔を。
そして、皆さんがいろいろ予想して次々に答えを出してくれる姿を。
皆さん「〇〇!」
私「ぶっぶー!」
皆さん「じゃあ△△!」
私「おしい!」
そういう盛り上がりを期待していたのです。
そんな想像をしながら、私が満を持して出した問題が
「甘蕉」
とある生徒さんがすぐに手を挙げて
「バナナ」
・・・・・正解です。
まさか知っている生徒さんがいるとは・・・
いや、この生徒さんだけでなく他にもチラホラ知っている生徒さんがいる様子。
しまいには、
「そのくらい知ってるっしょ?わりと当たり前ですよ。」
という生徒さんも現れるという…
意地になった私は続けて
「無花果」
とホワイトボードに書きました。
速攻であちこちから
「いちじくでしょ。」
という声が…
いや、私もうすうす感じてはいたんですよ。
甘蕉を突破された時点で、無花果では皆さんに太刀打ちできないことは何となく分かっていたのです。
あきらかに甘蕉よりも無花果のほうが漢字界では有名ですから。
それでもせっかく用意してきたネタが瞬殺されてしまうなんて、なんとなくバナナ(甘蕉)に申し訳ない気がして…
バナナの仇を取ってもらおうといちじく(無花果)に望みを託したのですが、いちじくでは役不足だったようです。。
ということで、本日の授業ではバナナといちじくの仇を取ってもらうために最終兵器を用意しました。
今度の刺客は甘くはないですよ?フルーツじゃないだけに。
絶対に皆さんが読めないだろう漢字を持って行きます!
待っていてください、中2の諸君!!