「わークリスマスツリーだぁ!!」
小学生たちが歓声をあげました。
数日前から教室にはクリスマスツリーを飾っています。
今までこういう飾りつけを一切したことがなかったので、四苦八苦して飾りつけを行っておりますが、生徒さんたちの喜ぶ顔を見ると「飾って良かったな。」と心から思います。
スマホで写真を撮っている中学生も何人かいました。
「教室暗くしてライトつけてもらってもいいですか?」と声をかけてくれる生徒さんもいて、苦労して飾った甲斐があったな、と。
しかし・・・
このクリスマスツリーに全く気付かない2人がスタッフの中にいました。
「クリスマスツリーが飾ってある部屋に行かなければ気づかないのは仕方ないんじゃない?」
と思われる方もいるかもしれません。
違うのです。
クリスマスツリーはスタッフ達が教室に入ってくるドラッグストア側の教室に飾ってあるのです。
仕事場に出勤して来て、靴を脱いだらその目の前にクリスマスツリーは置いてあるんです。
ちなみにこの2人。
講師の樋口と矢田ではありません。
あの樋口でさえ(と言ってしまうと樋口に大変失礼で恐縮なのですが)
「おぉー、いいんじゃな~い?」とツリーを見上げて言ったのです。
矢田にいたっては「良いですね!これ、赤がプラスされるともっと良くなる気がします。」とアドバイスまでくれました。
サポーターのメンバーも多くは「すごく良いです!」とか、矢田と同じく「赤いボールみたいなのを飾ったらどうですか?」など、クリスマスツリーに何かしらの言及はしてくれたんですね。
2人を除いては・・・
1人はツリーを飾った当日、旭町教室で私と一緒に仕事をしていました。
私が「クリスマスツリー飾ってあるの見た?」と聞くと、
「え?どこですか?外ですか?」と答えました。
もう1人は、終業後、教室の電気を消しライトアップされたツリーを見て
「うおっ!なんでいきなりツリーがあるの!?」と驚いていました。
この2人とも、ツリーには気づかなかったにも関わらず、講師用の机や消毒液の位置が変わっていることには気づいていたんです。
しかし、その少し先、距離にしてわずか50㎝先のクリスマスツリーには気づかなかったということで・・・
これは私のツリーの飾りつけの技術が未熟だからなのか。
矢田をはじめ、スタッフ達のアドバイスの通り、もっと赤や他の色の飾りをつけるべきだったのか。
それとも、この2人がただ単に鈍感だったからなのか。(いつも頑張ってくれている2人にこんなことを言ってしまうのも大変申し訳ないのですが…。でも、240㎝のクリスマスツリーが目の前にあったんですよ!?)
いや、ここは素直に私の飾りつけがまだまだ甘かった…ということにしましょう。
そうすれば、もっと生徒たちにも喜んでもらえるツリーができあがるかもしれませんし。
サポーターのO君、M君、私にさらなる試練を与えてくれてありがとう。
もっとクリスマスツリーの飾りつけについて研究を重ねたいと思います。
もしかしたらO君もM君も、気づいていてわざと気づかないふりをしたのかもしれません。
「先生、まだまだ飾り付けが甘いですよ!」
ということを暗に伝えたかったのかもしれません。
クリスマス本番までまだ日がありますので、2人の気持ちを有難く頂いて精進することにします!