公立高校入試まで残り1カ月。
ようやくここまで来ましたね。
さぁ皆さん。
ここからですよ。
ここからが面白いんです。
昨日、2月の予定表に「このスケジュールじゃ過労死しちゃう。」と苦笑いをして嘆いていた受験生がいました。
いいですね。その表情が良いです。
言葉とは裏腹に「残り少しだ。しょうがない、やってやる!」という気持ちが確実に読み取れました。
高校受験の醍醐味はこの一か月に集約されていると言ってもいい。
私はそう思います。
受かるかどうか分からない、その不安の中、毎日毎日を合格可能性を積み上げるために努力する。
私立単願ですでに勉強をやめてしまった周りを羨ましがりながらも、多くのことを我慢をして努力を重ねる。
模擬テストの結果、自分の実力、自分の性格、自分自身を真剣に見つめ、どの高校を受験するのか最後の決断を下す。
素晴らしいじゃないですか。
本当に努力をした人にしか味わえない、緊張や不安、焦りをこの一か月で体験することができるんです。
皆さんがその素晴らしい表情で公立入試をむかえるとき、きっと周りの受験を終えた生徒たちはきっと羨ましがりますよ。
県大会に出場する運動部や吹奏楽部を見送るとき、見送る生徒たちが抱く「あいつら凄いなぁ」と思う気持ち。
それに似たような感情を持つかもしれません。
もしかしたら、「俺も(私も)やっぱり最後まで頑張って公立受験すればよかった。」そう思う人もいるかもしれません。
それだけのことがこの一か月には詰まっています。
素晴らしい一か月にしましょう。
素晴らしい入試で終わらせましょう。
最後までやりきった人だけが味わえる達成感、満足感、開放感、それをぜひ手にしましょう。