時間でやるのか、内容でやるのか

山口学習塾では現在テスト対策が続いています。

生徒さんの様子を見ていると、成績が伸びている生徒さんには特長があります。

それは「終了時刻を気にしていない」ということ。

授業終了時刻のタイマーの音が鳴って始めて

「あ、授業終わったんだ。」

という様子なのです。

まさに勉強にのめり込んでいる、といった様子。

逆に時刻を頻繁に気にしている生徒さんもいます。

終了時刻の3分前くらいから時計をチラチラ見始めて、そして終了時刻1分前くらいからペンを筆箱にしまい、テキストをバッグにしまい、帰宅の準備を始めてしまう。

終了時刻の数分前から上の空、といった様子。

これは単純に3分間の差だけではないと思うのです。

終了時刻など気にしていない生徒さんは、まさに最後の最後まで頭の中は勉強です。

こういう生徒さんは終了時刻のタイマーが鳴っても、数秒間、あるいは数分間、ペンを動かしていることがあります。

きっと自分が決めたキリの良いところまで勉強をしたいのだと思います。

逆に終了時刻前から時計を見てソワソワしている生徒さんは、頭の中が「あと〇分で終わりか~」と時間のことばかりに占領されている可能性があります。

3分前から時計を頻繁に見出すということは、もしかしたら10分前くらいから徐々に頭の中は勉強よりも時間が占めている可能性もあります。

頭の中がそんな状態での10分間で身に付けられる知識はたかが知れているでしょう。

その日の授業が終わる最後だけならまだ良い方で、もしかしたら毎回の休み時間ごとにこれが繰り返されてる可能性もあります。

1時間×3コマの授業だとしたら、10分間×3回=30分間。

1日あたり30分も勉強時間を無駄にしている可能性があるのです。

山口学習塾のテスト対策期間は3週間ありますのでそれが21日間。

30分×21日=630分。つまり6時間30分です。

これだけの時間、勉強量に差がつけば成績に差がつくことは言うまでもありません。

勉強のスタート時刻や終了時刻はわれわれがしっかり皆さんに伝えます。

皆さんはただスタートの合図があったら一心不乱に勉強に向かってください。

時間は一切気にしなくて大丈夫です、終了時刻も我々がしっかり伝えますから。

皆さんに気にして欲しいのは、スタートの合図があってから終了の合図があるまでに「何をどこまで勉強できるか」だけです。

時間を気にするのではなく、勉強の内容を気にしてください。

頭の中を時間に占領されているのはもったいないと思いますよ?

TOP