今月に入ってから、小学生の国語教室では百人一首をやっています。
やる前は、「小学生が和歌に親しめるだろうか?」と不安になっていたのですが、ふたを開けてみればそんな心配も杞憂に終わる大盛り上がりでした。
もし百人一首が小学生にものすごく不評であったなら、代わりに小学生に短歌を書いてもらって自分たちだけのカルタを作ろうと計画していたのですが、その案は使わずに済みそうです。
国語という教科は、様々なコンテンツを含んでいます。
小説、論説文、エッセイ、古文、漢文、和歌、漢字、ことわざ、日本語の文法など……
テストに出される分野も様々で、教科書に載っていないオリジナルな問題が出題されることもあれば、作文が多く出される学校もあります。
当然、百人一首が出題される学校もあって、とある高校は百人一首の問題に十点の配点がなされています。
7月いっぱいは百人一首を中心に授業を進めていきたいと思います。
これがきっかけとなって、国語という教科の中に楽しさを見つけてもらえたら幸いです。