小学校の英語授業やいかに?

インスタでも投稿しましたが、長女(小学校3年生)の学校の英語教材をのぞいて見ました。

最初に断っておきますが、私は決して小学校の英語授業を否定しようとか、そういう思いはありません。

小学校の授業は文部科学省が決めたしっかりした目的があるはずですから。

それに小学3年生の英語は「外国語教育」であり、あくまで「読む・聞く」中心の体験型授業の位置づけである、とも聞きます。

「受験や定期テストを目標」とした学習塾の授業とは異なって当たり前です。

それを前提で話を進めます。

週に1回の「外国語教育」を約1年ほど学習して来た長女。

まず、アルファベットはかけるのかどうか。

試してみたところA~Zまで全てを書くことはできませんでした…

大文字が8割くらい、小文字は6割くらい。

学校の授業がどうのこうの・・・というよりも長女自身がしっかり勉強していないだけのような気もしますが。。

ただ、「週に1回と言えども一年間英語に触れて来ているのだから、アルファベットくらいはかけて欲しいな…」という親心も0ではない…と言いますか、、

私自身が塾の講師をしているから、特別そう感じるだけかもしれません(;^_^A

ちなみに山口学習塾の授業では、アルファベットは最初の1時間~2時間でほとんどの生徒さんが覚えてくれます。

小文字までしっかり覚えてくれます。

もっと言うと、体験授業の時に大文字、小文字を全部覚えてしまう生徒さんもいます。

1年間どころか、1,2回の授業で覚えてしまうのですね。

アルファベットを覚えることと、英語の迷路や文字探しをすること、どちらが大事なのかは分かりません。(どちらも大事なのだと思います。)

ただ、少なくとも「中学校の定期テストに向けて」「高校受験に向けて」という観点で言えば、アルファベットを覚えるのは早めにやっておいた方がいい気がするのです。

アルファベットを覚えないと英単語もなかなか覚えられませんので…

もちろん小学校の英語の授業は、受験や中学校の定期テストのためにやっているのではない、という話も分かります。

「英語そのものの楽しさに触れあって欲しい」という観点で、とくに小学3年生、小学4年生の外国語教育は行われているのかもしれません。

ちなみにあくまで私の長女に限っての話ではありますが。

長女は「英語が嫌い」だそうです。。(;^_^A

理由は「同じような事ばっかりやって退屈だから」とのこと…

長女はわりと競争が好きなのです。

だから、算数の「九九を何秒で言えるか」や、「日本地図をどのくらい覚えられるか」は、率先して自分からやっていました。

長女のようなタイプは、そういうゴリゴリした勉強の方が燃えるのかもしれません。

実は、それは私の長女に限らず、山口学習塾に来られる生徒さんもそういう子が多いのです。

先ほど言ったアルファベットの話。

英語の体験授業に来た小学生はまずアルファベットの暗記をしてもらいます。

体験授業はアルファベットの暗記だけで終わる生徒さんも多いです。

では「暗記だけでつまらない」となってしまうのか・・・というと、意外や意外、逆のケースが多いんです。

黙々とアルファベットを暗記して、そして最後にアルファベットのテストで満点を取る。

言葉を選ばすに表現すると、お遊び的要素は一切なしのガチンコ学習。

それでも、「楽しかった!」と言ってくれる生徒さんが多いんですね。

もちろん、学校で行っているような歌を歌ったり、迷路をしたり、文字探しをしたり、遊び的要素を盛り込んで英語に親しむ授業も大切なのだと思います。

そういう授業がハマる子もたくさんいるのだと思います。

しかし、実は当塾でやるようなガチンコ英語指導が「面白い!」とハマってくれる生徒さんも多いのです。

そして、そういう生徒さんはどんどん学習を進めて、小学校の卒業前に中1の英文法が全部終わっている、中学校入学前に中1の一学期中間テストの模擬テストで100点近く取れる、という形になることもあるのですね。

学校は学校で、学習塾は学習塾で、それぞれ違った切り口から勉強の面白さを生徒さん達に与えられると良いのだろうなぁ、と長女の英語教材を見て思いました。

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