中1の最初の関門である四則計算をできるようにするには、以下の5つのステップが必要だと考えています。
- 四則それぞれの計算をできるようにする。 (+2) – (-3) や5 × (-6)など
- 四則計算の、計算する順番を知る
- 計算ミスをし、なぜそのミスをしてしまったのかを教えてもらいながら理解していく
- 自分の計算ミスした場所が、自力でわかるようになる
- 計算ミスをなくしていく
3までは多くの生徒が割とすぐにできるようになるのですが、4からがみんな苦戦します。
4をできるようにしてもらうためには「途中式を書くこと」を癖にしてもらわなければいけません。
小学生計算教室のクラス全体で四則計算の学習を始めてから二週間が経ちました。
一週目は、四則計算の計算する順番をざっと説明してからすぐに問題演習に入り、あまり細かいことは言いませんでした。するとやはり、計算する順番はみんな理解していましたが、かなりの頻度で計算ミスをしていました。
二週目には、「計算したところだけでなく、計算に使っていないところの途中式も全て書こう。全て書かないと、必ずどこかで計算ミスしちゃうからね。」というお話をしました。
一週目でさんざん計算ミスをしたからか、みんな真剣な表情で話を聞いてくれました。そして、その後の問題演習では、一週目よりはかなり計算ミスが減りました。
4,5をできるようにしていくためには、もっと多くの問題を解かなければなりません。
今週もたくさん問題を解いていきましょう!途中式も忘れずに!