先日、子どもたちを連れて長瀞町にある埼玉県立自然の博物館に行ってきました。
そこで私が興味を持った展示物。
それが埼玉県の地形図です。
インスタの投稿では伊佐沼について書きましたが、もう一つ、気になったことがあるんですね。
川越はちょうど地形図の緑色の部分の端っこにあるんです。
緑色の部分は地形図は「台地(少し高い土地)」となっていました。
そして、地形図の「川越」と書いてある部分(川越駅付近)から少し北に行くと、黄色っぽい地形になります。
この黄色っぽい地形は「低地」となっていました。
川越は南が「台地」で、北が「低地」という境界線にある町なんですね。
つまり、川越は南側の土地が高く、北側の土地が低いということなんです。
ということはですよ、たとえば南にある中学校や小学校に通う生徒たちに「川越ってけっこう田舎だよね~」という話をすると、イメージするのは畑かもしれません。
とくに福原小学校、福原中学校に通う生徒さんは、「川越の田舎=雑木林と畑地帯」というイメージかもしれません。サツマイモ畑がたくさんありますよね。
しかし、同じ川越でも北の名細中学校や山田中学校、芳野中学校の生徒さん達からしたら、「川越の田舎=水路と水田」というイメージかもしれません。
(「ちょっと待て!われわれは決して北の地域ではないが、水田のイメージだぞ!」と大東西の生徒さんあたりから言われそうですが、今回の記事では東西については触れる予定はありませんので少し我慢してくれると幸いでございますm(__)m)
こんなことを書いている私も、ガッツリ川越の南で生まれ育った人間ですので、やはり川越の田舎と言ったら畑と雑木林のイメージなんですね。
ですから、「川越の農産物と言ったら何?」と聞かれれば、間髪入れずに「サツマイモ!!」と叫ぶわけですが…。
もしかしたら、川越の北の人達からしたら違うのかもしれません。
川越の北の人達に「川越の農産物と言ったら何?」と聞いたら、「米でしょう!」と答えるのかもしれません。
気になったので川越市がどれだけ米を作っているのか調べてみました。
令和4年のデータですが、農林水産省から埼玉県内の各市町村の米の作付面積の数値が出ていました。
それによると、川越市は埼玉県の市町村の中で6位の米の作付面積ということでした。
埼玉県には63の市町村があります。その中の6位ですから、これはなかなかの米どころと言ってもいいのではないでしょうか。
つまり、川越の北の人達が「川越の農産物と言ったら米である!!」と言ったとしても、全くおかしい話ではないのです。
小中学生の皆さんからしたら、「だからなんだ?」という話だったかもしれません。
しかし、私は性格がチマチマしているためか、こういうことが無性に気になってしまうのです…
家で話しても誰も話を聞いてくれないので、塾のブログを借りて書かせていただいております・・・( ;∀;)
最後までお付き合いいただけた方々、心よりお礼を申し上げますm(__)m