昨日はテスト対策初日でしたが、ほとんどの生徒は緊張感を持って学習していたようです。
少し集中できていない生徒は、数名といったところでしょうか。
集中できていない生徒の一つの特長は、私と頻繁に目が合うということです。
本当に集中している生徒は私が教室に入っても気が付きません。もしくは気配や存在に気づいても学習を優先します。
中1は初めてのテスト対策期間ということでほとんどの生徒が緊張感を持って学習してくれているようです。
中2、中3はテスト対策期間に慣れてしまっているせいか、少し緊張感が足りない生徒がいるようです。
定期テストにしろ、高校入試にしろ、テストの結果というのは、毎日の学習の積み重ねです。
今日一日をしっかり頑張り切れるかどうかにかかっています。
非常に難しいのが、自分が頑張っているかどうかをどう判断するかということです。
人は自分に対しては評価が甘くなってしまうものです。特に自分で「自分は頑張っている」と思うときほど、要注意です。
それは本当に頑張っている人ほど、自分はまだまだ努力が足りないと思うものだからです。
まわりの人に「最近、アイツ頑張ってるな。」と思われて、はじめて頑張っていると言えると思います。
前にも塾だよりに書いたと思いますが、私は中学生のとき、バスケットボール部に所属していました。そのときのバスケ部の顧問の先生の言葉が今でも心に残っています。
疲れていたり、気分が乗らなかったり、眠かったりして、つい手を抜いてしまいそうなときは私にもあります。
そんなときは、顧問の先生の言葉を思い出すようにしています。
「手を抜くな、手を抜くというのは必ず癖になる。今日、手を抜けば、きっと明日も手を抜く、そしてきっと明後日も手を抜くだろう。その結果、試合に負ける。勝ちたければ、手を抜くな。」
一学期中間テスト、高校入試で勝ちたいと思う人は、手を抜いてしまいそうになったとき、この言葉を思い出してみてください。