中3社会小テスト(3月21日)

3月21日(火)予定の中3理社クラスの社会小テストのヒント集です。

3月14日(火)実施の社会小テストのヒントはこちら ☜

  • 20世紀初頭のヨーロッパでは、イギリス・フランス・ロシアの三国協商(さんごくきょうしょう)と、ドイツ・オーストリア・イタリアの三国同盟(さんごくどうめい)が対立していた。そのような列強の利害に、民族や宗教の対立がからんで紛争が絶えなかったバルカン半島はヨーロッパの火薬庫と呼ばれていた。そのバルカン半島のサラエボでオーストリア皇太子夫妻が暗殺され、それをきっかけとして1914年に同盟国側と連合国側(三国協商の国はこちら)に分かれて世界中をまきこんだ第一次世界大戦がが始まる。
  • 日本は日英同盟(にちえいどうめい)を理由に第一次世界大戦に連合国側として参戦し、日本はドイツが支配していた中国の山東半島を占領した。1915年にはドイツが山東省に持っていた権益を日本に譲ることなどを盛り込んだ二十一か条の要求(にじゅういっかじょうのようきゅう)を中国に強引に突きつけた。
  • 1917年、ロシアではレーニンがロシア革命を起こし、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)(そびえとしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう)が成立した。また、ロシア革命を止めるため(干渉するため)に、日本などいくつかの国が軍隊を派遣した。このことをシベリア出兵(しべりあしゅっぺい)という。ソ連ではレーニンの後を引き継いだスターリンによって五か年計画(=重工業の増強と農業の集団化を進めた計画経済)が行われた。
  • 1919年、第一次世界大戦の終結とともに講和会議がフランスのパリで開かれた。この講和会議の後、戦争に負けたドイツではワイマール憲法が制定され、労働者の権利保護や、社会福祉政策の導入、男女普通選挙などが定められた。
  • 第一次世界大戦の後、アメリカのウィルソン大統領の提案に基づいて、世界平和と国際協調のための組織として国際連盟(こくさいれんめい)が発足した。また、1921年にはワシントン会議が開かれ、海軍の軍備の制限、太平洋地域の現状維持、中国の独立と領土の保全が確認され、アメリカ・イギリス・フランス・日本の間で四カ国条約が結ばれた。
  • 1919年には中国で五・四運動(ごしうんどう)という反日運動がおこった。孫文は五・四運動をきっかけに中国国民党を結成し、民族の自立と国家統一を目指した。また、同じ年、朝鮮でも三・一独立運動(さんいちどくりつうんどう)という、「独立万歳」を合言葉に日本からの独立を叫ぶ運動が広まった。
  • インドではガンディーがイギリスの支配に抵抗し、非暴力・不服従をかかげて独立運動を指導した。

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