長女が月食が起きる理由を見事に言い当ててしまったので、マインクラフトを買ってあげる羽目になった…という話を先日書きました。
私が言い出したことですので、ちゃんとマインクラフトを買ってあげました。
しかし、マインクラフトって難しいんですね。
小学2年生の長女にはゲーム内で何をやっていいか分からず、困っていたみたいです。
妻にもやり方を聞いてみたらしいですが、妻はゲームを全くと言っていいほど知らないので、ネットで調べたことを長女にそのまま伝えても上手く伝わらなかったみたいです。
そこで長女は最後の砦である私を頼ることになりました。
「休みの日にやり方を教えてほしい」と。
ちなみに私もゲームはほとんどやりません。
昔は多少やりましたが、今は子どもたちと一緒に遊ぶ以外にゲームに触れることはないのです。
(スマホに入っていた唯一のゲームは将棋ゲームでした。今は消えてます。。)
久しぶりに一人でやるタイプのテレビゲーム。何のボタンを押したら、どこがどう動くのか全く分からず。
しかもマインクラフトというゲームは3D画面だからか、子どもと一緒にやるテニスゲームやレースゲームと比べ動かし方が非常に難しいのです。
さらに視点が「自分が実際に見ている風景」のような仕様なのでぐるんぐるん回るんですよね。(結局最後は酔ってしまいました…)
豚らしき生物や牛らしき生物を追いかけてみようとするも、なかなかたどり着けない訳です。
コントローラーの操作になかなか慣れず、ジャンプしようとするとしゃがんで?しまったり、メニュー画面のようなものを開いてしまったり…
「さっきから何やってんの?」と長女。
何をやってるのかはやってる私も全く分からず。
そんなこんなをしているとあたりが夜になってきました。(ゲームの世界で)
すると向こうの方から昼には見なかった豚でもない牛でもない、可愛い緑色の生き物が近づいてくるではありませんか。
昼間のうちにキャラクターの動かし方を多少習得していましたので、私からも順調に近づくことができました。
・・・あれ?
近づくと私の動かしているキャラクターが「うっ、うっ」と呻いている気がするのです。
そして、緑色の可愛い生き物が点滅していきます。
そして、爆発しました・・・。
・・・どういうこと??
「さっきから何やってんの?」と再び長女。
彼女の話によるとマインクラフトというゲームは夜になると敵が出てくるのだとか。
てっきりほのぼのした世界で色々作るだけのゲームだと思っていたら違うんですね…
敵も出てくるゲームだったということで。。
(なんでそれを先に言ってくれなかったのだろうか…)
いや、「何でもかんでも聞くんじゃない。自分で調べたり、考えたりしなさい。」と日ごろから子どもたちに言っている手前、そんなことは口に出せません。
そもそも長女は自分で月食について考えたからこそ、今、目の前にマインクラフトが存在している訳ですから。
(とりあえず、このままでは父親の面目を全く保てないぞ!)と悟った私は、一人部屋にこもってマインクラフトの勉強をすることにしました。
ネットで調べてみて驚きました。
マインクラフトってとんでもなく奥の深いゲームだったんですね…
私はてっきりパッケージのほのぼのさに騙されて?
(どうせブロックを積み上げたりするだけの単純なゲームだろう。)と思っていました。
とんでもない話です。マインクラフトに謝らなければなりません。
今のゲームはみんなそうなのか、それともマインクラフトが特別なのか、ゲームの世界を甘く見ていました。
調べれば調べるほど、色々なことができることが分かり、不覚にも私自身が「マイクラやりたい!」という気持ちに…
その欲望に勝てず、家族がお風呂に入っている間、勝手にスイッチを起動させてやってしまいました。(私と一緒に風呂に入った長男はそばで見ていましたが…)
そして、風呂から上がった長女に目撃され、「何勝手にやってんだーーー!」と叱られてしまいました。。
月食がなぜ起きるのかを長女に考えさせてくれたマインクラフト。
ゲームを断ってもう何年にもなる私に「ゲームをやりたい!」と思わせたマインクラフト。
凄まじい力を持っていると認めざるを得ません…