昨日の中3理社の授業は、理科「生物の進化」、歴史の一問一答「大正デモクラシー」、歴史の一問一答「世界恐慌」と3つの小テストを行いました。
事前に暗記をして来るわけではなく、授業中に暗記をしてテストをしていく方式です。
皆さんの様子を見ていると、必死にペンを走らせている生徒がほとんど。制限時間が迫る中で一問でも多く覚えようとする姿が見えました。
最初の理科の小テストはほぼ全員が合格していました。
次の歴史の「大正デモクラシー」のテストも同じくほとんどの生徒が合格。
最後の「世界恐慌」はさすがに合格者は数人となりましたが、全員が時間ギリギリまで暗記をしようとした跡が解答用紙から見えました。
まだ先の話になりますが、部活を引退すれば中3生たちは毎日塾に来ての受験勉強が始まります。
そこから受験まで山口学習塾の生徒たちはかなりの時間、塾で机に向き合う訳です。
みんなが同じように長期間勉強に向かう訳です。
その中で同じように塾に行っているはずなのに大きな差が出ます。
元からの頭の良さ?センス?
違います。
単純に勉強量です。
どれだけ問題を解いたか、どれだけ暗記をしたか、単純にその差で成績が変わり、受験校が変わるんです。
問題を速く解く、できるだけ速く暗記をする。つまり、勉強のスピード。
それがとても大事になっています。
勉強のスピードは、「問題を早く解こう、暗記を早くしよう」という意識の部分が大きくかかわっています。
「意識で変わるなら、受験生になってから意識を変えればいいじゃん」とはいきません。
意識も訓練が必要なんです。意識を変えるには時間が必要なんです。
普段から「勉強は速くやる」という意識の癖がついていなければ、受験勉強が始まったからと言って急にできるようになるものでもないのです。
やる気スイッチという言葉がありますが、スイッチを押してすぐに変わるようなケースはほぼないと私は思っています。
これからも受験生たちには、多少時間的に厳しい課題をどんどん出していくつもりです。
昨日の授業のように必死に時間ギリギリまで覚えようとする意識を持ってください。最速でペンを走らせる意識を持ってください。
それが当たり前になってくれば、受験生になってから周りのライバルたちに勝てるようになりますから。