サザエさん症候群という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言うと、
日曜の夕方あたりから次の日の学校や仕事を思って憂鬱になること
です。
なぜ「サザエさん症候群」なのか?
日曜の夕方といえばサザエさんだからです。
サザエさんは日曜日の終わりを告げる代名詞でもあるからです。
「サザエさんが始まったということは、日曜日も残り少ない・・・」
そう思う人が多いそうです。
私も小中学生~高校生くらいまで、決して学校が好きな少年ではありませんでした。
どちらかと言うと、学校は嫌いでした。
ですから、その頃の私は存分にサザエさん症候群にかかっておりました。
いや、もっと言えば
笑点⇒ちびまる子ちゃん⇒サザエさん
このトリプルアタックで、だいぶ気分が憂鬱になっていたような記憶があります。
幸い今は好きな仕事をさせて頂いているのでそのようなことはありませんが、会社員時代もやはり多少サザエさん症候群に冒されていたような気もします。
なぜ、このような話をするのか?
それは私の家でサザエさん症候群にバッチリ冒されている人間が3人いるからです。
小4の長女、小2の次女、年長の長男。
3人とも、昨夜はだいぶ憂鬱な気分でいたようです。(連休だったので普段の日曜日の3倍くらい憂鬱そうでした。)
「あ~明日から学校(幼稚園)かぁ~、あ~嫌だぁ~!!」
昨夜は3人が叫び続けており、だいぶにぎやかな連休最終日の夜でした。
それでも長女、次女は連休明けの本日の朝にはしっかり覚悟を決め学校に向かって行ったのですが…
長男だけはいつまでも布団の中でゴロゴロ…
終いには
「お腹が痛い~!お腹が痛くて幼稚園に行けない~!」
と泣き叫び・・・
「本当に痛いんだったら休んでもいいけど、休んだら一日中ずっと布団で休んでるんだぞ?絶対にゲームはするなよ。」
本当はあまり疑ってはいけないのでしょうけど、あまりにも演技っぽい叫びだったので言ってみたんです。
そうすると、
「え?今日一日ゲームしちゃダメなの?」と。
突然泣き声が止まり…
「そうだよ、だってお腹痛いの治さないといけないんだから、ゲームなんかやらないでゆっくり休まないと。それにお菓子も食べたらダメだぞ。」
私が言うと、
「だったら幼稚園に行く。」
と・・・
さっきまでの腹痛がウソのように布団から勢いよく飛び出し、高速で着替えをして玄関まで走って行きました(;^_^A
休みの後の憂鬱な気持ち。
分からない訳ではないですが…
それに負けてしまうと、ずっとそれが癖にもなりそうで。。
今回の長男のように明らかにウソであればいいのですが、憂鬱な気持ちから本当に体調が悪くなる…というケースもあると思いますし。。
サザエさん症候群は意外に侮れないなァ…と、連休明けの子ども達を見る度に思います。。