先日、父と温泉に行った際、興味深いことを言われました。
「サウナに入ると身体が整うらしいぞ」
私は「整うってなんだよ」と大笑いしましたが、なんでも、サウナの後に水風呂に入って、外で涼む。そしてまたサウナに入って水風呂に…
これを3セット繰り返すと身体が整うらしいのです。(整うというのはGoogleで調べたところ、究極のリラックス効果を得られることみたいです)
芸能人でも「整う」について熱弁してる人は多いらしく、人によってサウナの入り方などのこだわりもあるみたいです。
私も父も半信半疑でしたが、面白そうなので試してみることにしました。
まずは1セット目
1セット目は正直一番辛いです。
暑さにも冷たさにも慣れてないせいか、サウナは一層暑く感じ、水風呂はいっそう冷たく感じます。外で涼んでいるとき、「こんなので本当に整うのか?」と思いました。
次に2セット目
2セット目は1セット目よりは温度変化に身体が馴染んでいるものの、まだ水風呂は冷たくて入るのが辛いので、「究極のリラックス」には程遠い感じでした。
そして3セット目
私も父もサウナに入る前から期待に胸を膨らませていました。「これが終われば俺たちは整っているはずだ!」などと会話をしながら、サウナに入っていきました。サウナは1セット目、2セット目と変わらず暑かったですが、驚いたのは水風呂に入ったときです。全然冷たく感じませんでした。すごく不思議な感覚でした。そしていよいよ水風呂を上がり、「整う」ため、外へ。
外に出てしばらくすると、「これが整うってことか!」という感覚がありました。血流が良くなって、頭がすっきりしているような気がしたのです。そして、心なしか身体が軽くなったような気がしました。
本当か?って思いますよね。
私は身体のことについて詳しくないので、「整う」についての科学的根拠はわかりません。
もしかしたら「身体が軽くなるのかもしれない!」という期待が生み出した気のせいなのかもしれません。しかし、「調子いい」と思い込むこともまた大事なことだと思います。
このままだとサウナを熱弁しているだけの人になってしまうので、少し無理やりですがみなさんの勉強の話に繋げます!
私が「整った」と思い込むことで身体の調子が良くなったと感じたように、勉強でも「できる」と思い込むことは大切だと思います。
目の前に課題を与えられたとき、すぐに「無理だ」と決めつけずに「俺ならできる!」「私ならできる!」と思い込むこと。
夏期講習中に1.2年生が英単語テストを受けている様子を見ていても、不合格が続く生徒たちは、心のどこかで「こんなの覚えられるわけない」と決めつけている気がします。
3年生で課題の提出が遅れてしまっている人も、「自分にはできない」と決めつけてはいないでしょうか?
最初から無理だと決めつけてやるのと、できる!やってやる!と思いながらやるのでは、吸収できる量に明らかな差が出てきます。
これから夏期講習後半戦が始まります。ここからは気持ちで負けないようにしてください。