アルバム

日に日に気温が高くなり、春めいてきました。いかがお過ごしでしょうか。

3年生はいよいよ受験が目前に迫り、最後の追い込みの段階に入っています。ここまでくれば、後は精神力の戦い。本番までのわずかな期間、万全に準備を整え、たとえどんな問題がきてもあきらめずに最後まで集中して問題に取り組む、という意思が大切です。

受験が終わればすぐ卒業式があります。それが嬉しい人も悲しい人もいると思いますが、とにかく人生における中学生活はもうすぐ終わってしまいます。後悔のないように、といっても残り数週間しかない時間の中で思い残したことを全て消化するのは難しいと思います。もし何かやり残したことがあるのなら、それはそのまま高校生活に向けた目標とするといいかもしれません。

中学卒業時にはアルバムがもらえます。高校も同様です。大学は、学校によると思いますが、わたしのところはもらえませんでした。

中学校のアルバムには、3年間、一度も話をしたことがない人も載っています。今はどうだか知りませんが、当時のわたしが通っていた中学校の一学年は160人ぐらいで5クラス編成でした。

3年間同じ学校に通っていたにも関わらず、話をしたことがない、もしくは存在すら認識したことがなかった人がいるということは、少なくとも私の場合は3年で交流できるのはせいぜい100数名だった、ということになるかもしれません。高校のときの人間関係の輪はさらに狭まったので、話したことのある人は100人にも満たなかったと思います。

同窓会、という文化もあるそうですが、一度も参加していません。中学の同窓会の企画が立ち上がったのは新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期だったので、なんだかんだあった末に計画が立ち消えになってしまいました。

高校にはもっとしっかりとした同窓会組織があり、2年前ぐらいに大きな同窓会を航空公園で行ったそうですが、残念ながら不参加でした。一緒に行く友達がいなかった、とかではなく単純に仕事があったからです。何も用事がなければ、たぶん参加していました。

ですので機会があったら参加したいと思っているのですが、残念ながらその2年前の会以来、同窓会の案内は届いていません。

しかしそもそも、知り合いが少ない同窓会に無謀にも飛び込んだところで、知り合いが誰もいない中で一人おいしいご飯を食べているという切ない状況に陥ることは目に見えています。知り合いがいないのであれば、それはもう旧交を温める会ではなく、同じ学校に通っていたにも関わらず初対面の相手と話すだけの、全く別の会になってしまいます。

もしかしたら、数十年後の同窓会を楽しめるかどうかは、今現在にかかっているかもしれません。中学の同窓会を楽しめる自身のない方は、ぜひ、高校の、何年後にあるかどうかわからない同窓会を楽しむためにも、より多くの人と交流してみてはいかがでしょうか。

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