山口学習塾には高等部がありません。
高校入試の終了とともに塾も卒業となります。
しかし、塾を卒業となっても多くの生徒達が自習に来てくれます。
(山口学習塾は、卒業生であれば塾が空いてる日は自由に自習室を使えます!)
どのくらいの頻度で卒業生が自習に来るのか。
ほぼ毎日です。
だいたい毎日、誰かしら卒業生が塾にいます。
今や、「塾に卒業生がいるのが当たり前」という感じです。
高校生は中学生とは学校の日課が違いますので、平日でも塾の開く14時前後から誰かしら現れることも珍しくありません。
どの学年が自習に来ることが多いか、というのも最近ではありません。
高校1年生も、高校2年生も、受験前の高校3年生もまんべんなく来てくれます。
ときには大学生の卒業生もテスト勉強をしに来ることがあります。
(卒業生サポーターの中には昼間は勉強して、夕方、アルバイトの時間になったら仕事に移るという人もいます。)
卒業してからも塾に愛着を持って訪ねて来てくれるのは、我々としても非常に嬉しいことです。
しかし、こんな状況が昔からあったわけではないのです。
今、教室長をやっている樋口が山口学習塾に勤め始めた頃。
今から9年ほど前。
この時は卒業生が自習に来るのは珍しかったのです。
受験を終え、中学を卒業し、春、高校に進学したばかりの高校1年生たちが物珍しさに塾に自習に来ることはありました。
「ちょっと大人になった姿を塾の先生たちに見せたい」なんて気持ちもあるのかもしれません。
しかし、時が経つにつれ、どんどん姿を現す頻度が減っていき…
そして、ようやく大学生になってからサポーターとして再び来てくれる、というパターンがほとんどでした。
その時は、まだまだ「山口学習塾は中学を卒業したら終わり」みたいな雰囲気があったのかもしれません。
でも、今のサポーターたちの年代くらいからその様子が徐々に変わっていきました。
高校1年生から頻繁に自習に来てくれ、その流れの続きで大学生になってもサポーターとして山口学習塾に来てくれている、という子が本当に多くなったのです。
われわれが何か特別に意識してやったということはないのですが、自然とこういう雰囲気になっているのはとても嬉しく思います。
やはり、塾に活気がなく、我々講師と生徒さん達の関係もよそよそしいものであったら、ここまで卒業生たちが来てくれることもないと思いますから。
いつでも塾に卒業生がいてくれるような雰囲気は、山口学習塾の伝統としてこれからもずっと守り続けたいと思います。
と言っても、特別何をしたら・・・というのは私自身分からないところが多いのですが。。(笑)