「やる気」は”自分で”出すもの

あくまで私自身の考えではありますが、「やる気」というのは”自分の内側から出すもの”だと思っています。

他人に頼るものではないと思うのです。

たしかにやる気が他人に左右されることはあります。

皆さんの勉強で言えば、もしかしたらお家の人からの「勉強しなさい!」が一番やる気に影響する言葉かもしれません。

そう言われた瞬間に「やろうと思ってたのにうるさいな~。あ~ぁ、もうやる気なくなった。」と思うこともあるのかもしれません。

気持ちは分かります。

私も家事をしようとしていた瞬間に

「洗濯くらいやってよ!」と妻に言われたら、同じように思うかもしれません。

「そんなこと言われなければ本当はやったのに!」

そう思うことは私もあります。

でも、一方でこうも思うのです。

果たして皆さんの勉強のやる気を失くしたのは、お家の人なのでしょうか。

私の家事のやる気を失くしたのは、妻なのでしょうか。

皆さんはたしかにお家の人からの一言をきっかけに、やる気を失くしたのかもしれません。

私はたしかに妻の一言をきっかけに、やる気を失くしたのかもしれません。

でも、お家の人が皆さんからやる気を奪ったわけではないですよね?

妻が私の心を開いてそこからやる気を奪ったわけではないのです。

やる気を失くしたのは自分です。

その一言をきっかけに「やる気を失くすことを選択した」のは自分です。

もしかしたら、お家の人に「勉強をしなさい!」と言われて、やる気を出す人だっているかもしれません。

「家事くらいやってよ!」と言われて、やる気を出す旦那さんも世の中にはいるかもしれません。

結局、やる気を出すか出さないかは、いつだって「自分自身が決めること」だと私は思うのです。

なぜ私が家事をやろうとしていたのか。

それは私が家族の一員だからです。

家族の一員として、私が家事をやるのは当たり前だからです。

私が家事をすることによって妻の負担が多少楽になり、笑顔が増えれば私だって嬉しいわけです。

子どもたちもできるだけ優しいお母さんと一緒にいた方が嬉しいでしょう。

私が家事をする目標というのは簡単に言えば「家族の平和」なわけですね。

誰かに何かを言われてやる気を失くして、「もう家事なんかやらない」というのは、その目標からするとおかしいわけです。

誰かに言われたからやる訳ではないですから。

もともと「家族の平和」という目標のためにやる訳ですから。

多少、誰かに何かを言われたからと言って「やる気を失くした、だからやらない」というのは、もともと目標が明確になっていない証拠。

目標が明確であるなら、多少周りに何かを言われたって「なにくそ!だったら最速で洗濯物くらいやってやるよ!その方が目標達成にも近づけるしね!!」と、やる気を奮い立たせたっていいわけです。

その選択をするかしないかはいつだって私自身が握っていると思うのです。

そんなことを言いながらも、イライラしたり、「もうやる気失くしたわ…」と体から力が抜けるような、もう何をやっても上の空のような、そんな状態になることもたまにはあります。

でも、いつまでもそうしていたって仕方ないんですよね。

私の暗い表情を誰かが見て、「やる気」という栄養剤を私の鼻から注入してくれる訳じゃありませんから。

結局、「やる気」は自分自身で掘り起こさなくてはいけません。

誰かが褒めてくれたり、認めてくれたりすれば確かにやる気が出ることもあるでしょう。

それを期待してしまうこともあるのかもしれません。

でも、周りの人だって自分と同じようにいつも何かを抱えている訳です。

誰かのことを褒めたり、認めたりする余裕はないことだってあるでしょう。

皆さんのお家の人だって、私の妻だって忙しくてイライラしている時もあります。

周りの友達だって自分と同じように何かに悩んで人のことなんか気にしている余裕はない、ということもあるでしょう。

誰かからの「やる気」注入を待っていたって、仕方ないのです。

こんなことを言うと変なおじさんに思われてしまうかもしれませんが、私は自分の気持が「沈んでるなぁ…」という時は、誰もいない部屋で「今日の私はよくやってる!」「私ならできる!」など、前向きな言葉を連呼します。

「こんなにやってるのに誰も褒めてくれない…」なんて思う暇があるなら、その分、自分で自分を褒めるのです。

そして、無理にでも笑顔を作って、無理にでも明るい声で人に接するように心がけます。

そうすると、不思議と相手も笑顔で明るく接してくれるんですね。

その相手の表情を見ると、自分自身で掘り起こした「やる気」がもっともっと大きくなるような気がするのです。

最後にやる気を持続するためのコツを書きたいと思います。

毎日、それをやることです。

これもあくまで私の個人的な考えではありますが、「やる気がないからやらない」「やる気があるからやる」というのは、実は違うと思っています。

「やらないからやる気が出ない」んです。

「やるからこそやる気が出る」んです。

それは皆さんの勉強の様子を見ていると、よ~く分かります。

皆さんだって、塾に毎日テスト勉強をしに来るとき、「よ~し、今日も3時間、徹底的にやったるぜ!!」とやる気に満ちて来ることは稀だと思います。

どちらかというと、「あ~、今日も3時間かぁ~。面倒くさいなぁ~。」という気持ちの方が多いのではないでしょうか。

でも、そういう気持ちを抱えながらも、いざ勉強が始まると皆さんはしっかり課題に向き合ってくれています。

そして、勉強を進めていくうちに真剣な表情に変わって行く生徒さんがほとんどです。

まさに「勉強をやっているうちに、やる気が出て来る」という状態だと私は思っています。

もしかしたら、皆さんの部活動やクラブチームの活動も似たようなところがあるのかもしれませんね。

まず、やる。やるからこそやる気が出て来る。

そして、そのやる気の火を絶やさないためにも、毎日コツコツやり続ける。

それがやる気を持続するコツなのではないか、と私自身は考えています。

今日は長々と説教臭い記事を書いてしまいました。

私もまだまだ未熟な人間です。

偉そうに皆さんに「やる気を出すには…」などと言える立場でもないのですが、私の考え方が皆さんの生活に何か一つでも役に立てば、と思い書かせていただきました。

(最後に、私の妻は私に対して「〇〇くらいやってよ!」など言うことは滅多にありません。こういう記事を書くと、「塾長の奥さんは怖い人…」みたいな印象がつきそうでそれこそ怖いのですが、そんなことは決してありませんから!)

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