私たちは、日々めまぐるしく変化する時代の中を生きています。 これから世界はどのように変化し、人々の暮らしはどう変わっていくのでしょうか。
実は、現代社会の未来はある程度予測されているのです。 皆さんは「オムロン」という企業をご存知でしょうか? 日本を代表する大手電機機器メーカーです。
その創業者である立石一真氏が、1970年に提唱したのが「SINIC理論(未来予測理論)」です。 この理論は、企業活動を通じて社会課題を解決し、より良い社会を築くためには、未来を先取りして予測することが不可欠だという考えに基づいています。 そのため、未来を科学的に予測する枠組みとしてSINIC理論が構築されました。
当時はまだパソコンもスマートフォンも普及していない時代でしたが、SINIC理論は情報化社会の到来を見事に予測し、さらに現在私たちが迎えつつある「生態制御技術による最適化社会」まで、驚くほど正確な未来のシナリオを描いていたのです。
ここで私が伝えたいのは、「自分の未来もある程度予測し、行動に移すことができる」ということです。 もちろん、未来を完全に予測することは誰にもできません。 でも、自分が思い描いた未来像に向かって進むことは、きっと可能です。
皆はまだ中学生なので、高校や大学、就職のことを具体的に考えるのは難しいかもしれません。 それでも、「こんな大人になりたい!」「こんなことを叶えたい!」という小さな目標を持つことはできます。 その目標を設定することで、今の自分に何が必要なのかが少しずつ見えてくるはずです。
未来は待つものではなく、描いてつくるもの。 ぜひ、あなた自身の未来を思い描いてみてください。
以上、サポーターの鍛治谷でした。
-
18位から学年5位に
記事がありません