この春から個別指導のbasicから集団指導の本部校教室に移籍した生徒さんたちがいます。
その1人が参加する中3理社の授業が昨日ありました。
個別指導から集団指導への移籍。
不安な部分もたくさんあったと思います。
私も「大丈夫かな…」と心配していました。
個別と集団、雰囲気も違いますし、授業のスピードも違います。
でも、そんな私の心配をよそに全く問題なく勉強に取り組む姿がありました。
本人も
「今週はけっこう順調なんですよ!」と自信を持って言っていました。
実際、昨日の理社の授業は非常に順調に取り組んでくれていました。
理科の小テストを2つ。
どちらも満点。
(ちなみに昨日の中3理社の授業はAクラス、Bクラスともに再テストになった生徒が1人もいませんでした。素晴らしい!!)
話は変わりますが、3月3日に県立高校の合格発表がありました。
今年の県立高校入試は初めてbasic生だった2名の生徒さんが受験に望みました。
basicを開設したのは2021年12月なのでbasic経験者が入試に望むのは初だったのです。
2名ともbasicで基礎力をつけ、その後本部校に移籍し、集団指導で揉まれながら入試に勝ち抜く学力、そして精神力を身につけてくれました。
そして2名とも見事合格を勝ち取りました。
個別指導のbasicから集団指導の本部校教室への移籍。
本人たちには相当の不安や負担があったかと思います。
私が言うのもおかしいかもしれませんが、それぞれで全く環境は変わります。
basicはそれぞれの生徒さんのペースにあわせてじっくり進めます。
一つのことができるまで何度も繰り返し、同じ内容、同じ分野を繰り返します。
補習や再テストもありません。
しかし、集団指導の本部校はじっくりは進みません。
カリキュラムはどんどん進んでいきます。
授業の進度に生徒さん達が合わせなくてはいけません。
理解が不十分のまま置いていくようなことはしませんが、その代わり補習や再テストがバンバン入ります。
basicでは週1や週2でよかった通塾が、途端に週3、週4…場合によっては週5に変わります。
とくに本部校教室の中学3年生は、受験期は毎日塾に来てもらうので大変だったと思います。
急激な環境変化にもめげずに、強い気持ちで乗り越えてくれた元basic生たち。
本当に大きく成長してくれたと思います。
そして、後に続くbasic生たちに希望も与えてくれたと思います。
高校生になっても、きっとこの経験を糧に努力を続けてくれると信じています!