2022年の埼玉県公立高校入試の平均点が発表されました。
☞ こちら。(埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査結果pdf資料)
資料中に数値はありますが、改めて表記いたします。
学力検査問題 | 学校選択問題 | ||||||
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国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 数学 | 英語 | |
2022年 | 62.9 | 52.9 | 48.0 | 52.5 | 52.6 | 42.6 | 58.3 |
正直に申し上げますと、私の予想はだいぶ外れました。
試験が終わってすぐに私も問題を解きました。
私の感触だと社会はもっと高い点が出ていると思っていました。「新傾向の少し解きにくい問題が出てるなぁ…」という印象はありましたが、その他の問題はそれほど難しい印象もなく、「例年通りの平均点が出るだろう」と思っていたのです。が、2021年の社会と比べると10点近く平均点が下がっています。
逆に学力検査問題の英語はもっと平均点は高いと思っていました。塾生に聞いても「英語はできた」という生徒が多かったです。実際に学力検査問題の英語に関しては高得点を取っている塾生が多かったです。
学校選択問題の数学、英語についても私が解いた印象と平均点が食い違っています。
数学はこれほど低いとは思いませんでした。難しい問題もありましたが、問題を選んで解けばそれなりに得点を重ねられると思ったからです。しかし、その「問題を選ぶ」というのが受験生には難しかったのかもしれません。
反対に学校選択の英語はもっと低い平均点が出るものだと思っていました。たしかに2021年と比べて3点ほど下がっていますが、私の印象ではもっとガクっと下がるのではないだろうか、という印象でした。
平均点が出てみて、改めてまだまだ自分の塾講師としての力が未熟であることを痛感いたしました。まだまだ入試問題の研究が必要だな、と。そして、生徒さんの実力の把握もまだまだ甘い部分があるな、と。
もちろん、毎年自信を持って受験生を入試に送っています。「これだけ勉強してくれたのだから大丈夫!」そう思って受験生を送り出しています。
しかし、毎年入試が終わって思います。私自身がまだまだ勉強が足りていない、と。私自身がまだまだ生徒たちの観察が足りていない、と。
今年は特に平均点と私の印象が違いました。大いに反省し今一度、入試研究や生徒さん達の勉強の把握などを徹底しなければならないと感じています。