1時間でも

運動部の大会が続いています。

勝ち抜いた学校やシード校などは今日から試合が始まるところもあるそうですね。

朝早くから試合に出かけ夕方までずっと試合会場にいる場合もあるでしょうから、試合に出てなくても疲れている人も多いかと思います。

「疲れているから、今日は塾を休もう…」

そう考えてもおかしくない状況かもしれません。

が、それでも

「部活の大会で遅れました。21時からでもいいですか!?」

と、テスト対策の最後の1時間に参加する生徒さんもいます。

すごいなぁ~、と本当に感心します。

たった1時間でも、自分に鞭打って追い込めるのか、それとも自分を甘やかしてしまうのか。

ものすごい差だと思うんですね。

「1時間くらいの勉強量じゃ大して変わらないでしょ?それに疲れているだろうし、その1時間は大して集中できないでしょ?」

そう思う人もいるかもしれません。

でも、私は違うと思うんです。

この1時間の差は、1時間分の勉強量の差だけではないと思うんです。

「周りがみんな休みたいと思ったときに、それでも自分を追い込めるかどうか」の差だと思うんですね。

小学生、中学生だけでなく大人になっても

「疲れたなァ~、今日くらい休もうかな…」

と感じることは日常生活の中でそれなりの頻度で出て来ると思うんです。

その時にいつも「休む」を選択してしまうのか。

それとも、

「それでもやる!」を選択できるのか。

その差が、何においても結果に大きく影響していくと思うんですね。

もちろん、次の日に朝早くから試合があってレギュラーとして備えないといけないとか、試合で疲れて体調が悪くなったとか、休むべき時はある、と思うのですが。

「ちょっと自分を奮い立たせれば、今日は塾に行けそう」という場合は、何とか自分を甘やかさずに一歩を踏み出す選択をして欲しいと思います。

と、偉そうなことを言っている私こそ、ちょっとの雨や少し暑いくらいで

「今日は朝ランニングするのは辞めようかな・・・」

なんて言っていると説得力に欠けますので、言葉に説得力を保てるくらいには追い込んでいきたいと思います(;^_^A

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