1分早く勉強モードに

成績が伸びる生徒さんと成績が伸び悩んでいる生徒さん。

何が違うのか。

いろいろあるのかもしれませんが、私は1つに「勉強に取りかかる早さ」があると思います。

速さではなく、早さです。

(もちろん、速さも大事ではありますが)

たとえば、授業が始まるときにノートを開き、テキストを開き、ペンを握って勉強モードになる早さ。

やはり、成績が伸びている生徒さんは早い傾向があります。

一方で授業が始まってから、はじめてノートやテキスト、筆記用具をバッグから取り出す生徒さんもいます。

やはり、成績が伸び悩んでいる生徒さんにそういう傾向がみられるように思うのです。

もちろん、我々も言います。

「早く準備しなさい。」と。

「もう授業が始まっているんだぞ。」と。

こうやってブログに書くのも初めてではないようにも思います。

たとえば学校生活を考えてみましょう。

授業が5時間あったとします。

その5時間の授業で、それぞれ1分ずつ周りよりも学習姿勢になるのが遅れたら、合計で5分遅れたことになります。

さらにその後、塾に来て授業を受けます。

その開始でも1分遅れたとします。

途中休み時間が入って後半の授業の開始でも1分、他の人よりも遅れたとします。

家に帰って宿題を開始する時もなかなかすぐに開始できずに1分。

途中でちょっと休憩して、また勉強に戻るときに1分ボケーっと無駄にしてしまう。

ページが変わる瞬間にちょっとスマホを確認したりしてまた1分。

なんだかんだで1日通して考えると、「休憩モードから勉強モードに変わるタイミング」で10分も合計無駄にしてしまっている可能性があります。

1日10分無駄にすると、1年365日で「10分×365日=3650分」無駄にすることになってしまいます。

「あ~、今から授業かぁ~面倒くさいなぁ。。」と思ってタラタラ準備している1分。

「今日の宿題も面倒くさいなぁ~。宿題の前にLINEを確認しよっと。」と思って余計なことをやっている1分。

それが積もり積もって1年で3650分無駄にすることになってしまいます。

3650分は60時間50分です。

その時間は山口学習塾の三週間のテスト対策まるまる1つに匹敵するような時間なのです。

(もし、1分ではなく2分遅れてしまうような場合は、テスト対策期間の2つ分の損失です…)

生徒の皆さん、テスト対策期間の三週間って長いですよね?

ものすごい量、勉強できますよね?

授業がスタート⇒すぐに勉強開始。

自習がスタート⇒すぐに勉強開始。

宿題をスタート⇒すぐに勉強開始。

コレができるかできないか。

1年間でテスト対策期間まるまる1回分にあたる勉強量の差がついてしまう訳です。

そう考えると、授業が始まってからはじめてバッグからノートや筆記用具を取り出すことがいかにもったいないかが分かるはずです。

宿題をやっている最中にLINEをチラチラ確認してしまう時間が、いかに大きな損失に繋がるかが分かると思います。

成績を心から上げたいと願っている人。

ぜひ、勉強の開始の早さにこだわってください。

誰よりも早く勉強道具を用意して、誰よりも早く勉強モードに切り替える癖をつけてください。

その1分が積もり積もって1年間。

気が付けば三週間のテスト対策期間分になるわけですから。

勉強モードへの切り替えの早さ。

とても大事だと思います。

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