褒められて登る?

インスタでも投稿しましたが、この前の日曜日、5歳の長男と飯能市の柏木山に登山に行きました。

休みの日に家にいると朝から晩まで「ゲームがやりたい。ゲームがやりたい。」と言うので

「無理やりにでも外に連れ出さないと…」

と、思ったんですね。

といっても、「もし弱音を吐かずに登ることができたらマクドナルドでハッピーセットを買ってあげる」という”モノで釣る”作戦を発動させてもいたのですが・・・(;^_^A

さて、山登りの始まりというのはたいていが穏やかな上り坂から始まります。

今回の柏木山もそうです。

駐車場から100mくらいは舗装された道ですし、その先も茜台自然広場までは穏やかな上り坂が続きます。

小さい子というのは、最初は元気でテンションが高いんですよね。。

案の定、長男は誰もいない上り坂をダッシュで駆け上る訳です。

「そんなに走ったらすぐにバテちゃうよ。」

私がそう言ってもお構いなし。

(あー、これはいつものパターンで10分後には「疲れた。帰りたい。」だろうな…)

そんなことを考えながら、とにかく頑張れるところまで頑張らせようと、褒めに褒めまくってみました。

「こんな急な山道、幼稚園で登れるのはきっとオマエだけだぞ!」

「すごい、転んだのに笑ってる!無敵じゃん!熊が出て来ても倒せるじゃん!」

「いや~、もうさすがに疲れて帰るのが普通の5歳でしょ~。普通の5歳はそもそもこんなところまで登れないよ~。」

柏木山はだいぶマイナーな山らしく、同じ飯能市の天覧山と比べ登山者が少ないんですね。

すれ違う人もほとんどいないので、褒めまくりアタックを他の人に聞かれてしまう心配もあまりないのです(笑)

褒めまくりアタックが功を奏したのか、意外や意外、長男は泣き言を一つも言わずに柏木山を登って帰ってくることができました。(彼はヤオコーやベルクですら「疲れた~。」と泣き言をこぼすことが多い子なので、登山で泣き言を言わないのはなかなか珍しいことなのです。)

まあ、もしかしたら褒められたことよりも、ご褒美のハッピーセットの効果だったのかもしれませんが…(;^_^A

(ちなみに彼は帰りの車で速攻で寝てしまったのでハッピーセットを手に入れることはできませんでした。「ドライブスルーで買ってあげればよかったのに…」と言われそうですが、私はドライブスルーの急かされている感じがとても苦手なのです。。)

そして、本日の月曜日。

長男の幼稚園は土曜日にあった行事の代わりでお休みでした。

朝起きてくると、妻に向かって

「今日も山に登りたい!」と。

(え、ええ!?熱でもあるのか?)

長男が自らそんな発言をするのは初めてなので、私も妻も驚きました。

「その代わりハッピーセットを買って!」とでも言うかと思ったら、それも無し。

昨日、山登りで褒められたのが相当嬉しかったみたいです。

そんな彼は今日はどうやら妻と二人で飯能市の天覧山に行ったようです。

果たして今日は泣き言を言わずに登れたのかどうか・・・

明日の朝、長男が起きたら聞いてみたいと思います。

「褒められるって言うのは、やっぱり嬉しいものなんだなァ~」と改めて感じた瞬間でした。

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