蔵造り一棟〇〇円!?

先日、ものすごく久しぶりに川越の博物館に行ってきました。

小学生のときか、中学生のときか、学校の行事で一度訪れたことがありましたが、大人になってからは一度も行っていませんでした。

私はちょくちょく博物館に行くのですが、人混みや都会が苦手です。川越の旧市街地の観光客の多さや車の渋滞を想像すると、なんとなく敬遠してしまっていたのです(;^_^A

(ということで、人や建物の多そうな、さいたま市や川口市などの博物館にも行ったことがありません。埼玉県の西部・北部エリアや群馬県の南部エリアの博物館には、いろいろ行きましたが。)

そんなわけで久しぶりに訪れた川越の博物館ですが、レベルの高さに驚いてしまいました。

とにかくキレイなんですね。
子どもたちも「ホテルの入り口みたい」と言うくらい。

入り口だけでなく、展示物のレイアウトもなかなかオシャレな感じです。

「入館料が大人200円で、このクオリティはかなりお得な気がする!」

雰囲気だけでそう思わせてくれます。

もちろん、展示の内容も、川越の観光地にまつわるものを中心に、分かりやすく面白いものがそろっています。係の方の説明も大変分かりやすく、面白かったです。

その中で最も印象に残ったのが、蔵造りの説明です。

蔵造りが生まれた由来や建て方、どのような工夫があるのか、などなど。

挙げればきりがありませんが、ここで細々と書いていると、読んでくれている生徒さんたちに

「勉強じゃないんだから、もういいよ。」

と飽きられてしまいそうなので、一つだけ。

それは、

「蔵造りを1棟建てるのに、どのくらいのお金がかかったのか?」

ということです。

説明によると、なんと約3億円とのこと。
メチャクチャ高かったのです。

土地代は含まれていないんですよ?
土地代抜きで3億円です。

こういうことを知ると、どうしても気になってしまうことがあります。

「今の川越で一番高い家は、どのくらいの値段なのだろうか?」

ということです。

有名な不動産検索サイトで調べてみました。

すると、新築の一戸建てで5,899万円という物件が出てきました。
これでも十分高いと思いますが、蔵造りには全くかないません。

気になったので、中古物件も調べてみました。

すると、1億3,000万円という物件が出てきました。

……いや、これでもむちゃくちゃ高いですよ。
しかし、やはり蔵造りには勝てません。

5,899万円の物件も、1億3,000万円の物件も、どちらも土地付きでの値段です。

しかし、蔵造りは建物だけで3億円。
レベルが違います……。

「じゃあ、蔵造りの建物を持っていた人は、みんなお金持ちだったの?」

という疑問が湧いてきますよね。

係の方のお話では、みんなお金持ちだったそうです。
蔵造りの家は商人の家で、当時の川越の商人たちは、かなりの財力を持っていたとのこと。

皆さんがイメージする蔵造りは何色でしょうか?

「黒」ですよね?

実は、蔵造りの壁はもともと白いのだそうです。
それを、わざわざ黒く仕上げているんですね。

その理由は、オシャレだからだそうです。

当時、江戸のお金持ちの商人たちの間では、建物を黒く仕上げることが流行していたそうです。
「江戸黒」と呼ばれていたとか。

川越の商人たちもそれをまねて、蔵造りを黒く仕上げたそうです。

川越の商人たちも、それだけお金を持っていたんですね。(羨ましい……)

だんだんと話が歴史の勉強に近づいてきたので、このあたりで記事を終わりにしたいと思います。

ショッピングセンターやカラオケに行くのも楽しいかもしれませんが、川越の博物館も、それ以上に楽しいかもしれませんよ。

個人的には超おススメです!

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