本日は春期講習最終日でした。
中3理社の授業では最後の締めとして歴史の200問テストを行いました。
講習初日に
「自分は社会が苦手、とくに歴史が嫌い」と言っていた生徒さんがいました。
しかし、その生徒さん。
本日の歴史200問テストでは2番目に高い点数を取ってくれました。
本人も
「けっこう頑張ったんですよ!」
と良い顔で言ってくれましたが、私もこういう姿を見ると嬉しく思います。
生徒さんだけじゃなく、大人だって自分が苦手なものを目の間にすると、
「〇〇は苦手だから…」
と尻込みをしてしまうことがあると思います。
私もそういう時はあります。
苦手なことに手を付けるのは、やはり気持ち的にエネルギーが必要ですので躊躇することがあるんですよね。
でも、この生徒さんは
「苦手だから…」ではなく
「苦手だけど」と、気持ちを奮い立たせて勉強して来てくれたのだと思います。
努力するかどうかに苦手かどうかは関係ないんですよね。
大事なのは、「苦手」の部分ではなく、その後ろ。
苦手「だから」となってしまうのか、苦手「だけど」と前向きに取り組むことができるのか。
苦手の後の部分にどっちを入れるかだと思います。
この生徒さんにとって、今日の歴史200問テストが「苦手だけど努力したら結構できた!」という成功体験として自信になってくれていれば嬉しく思います。