知っていれば解ける、知らなければ解けない。
「なに当たり前のこと言ってんだ?」とツッコまれてしまうようなタイトルをつけてしまいましたが…
高校入試の問題の中で、
「知っているか知らないか」で、正答率が大きく異なってしまう知識がいくつかあると思います。
たとえば対蹠点の問題。
だいぶ前の話になりますが、平成29年度の埼玉県入試で対蹠点に関わる問題が出されています。
要は「ある地点Aの地球の裏側Bはどこですか?」という問題です。
これなんかも、対蹠点の緯度・経度の求め方を知っていれば非常に簡単ですが、知らなければわりと苦戦する生徒さんも多い内容かもしれません。
他にも数学の「ある数をxでわると、商が4であまりが3。ある数をxを使った式で表しなさい。」のような問題も知らないと意外に解けないかもしれません。
しかし、「わられる数=わる数×商+あまり」という小学生でも習う割算のたしかめ算を覚えていれば、難なく答えることができます。
「知っていれば楽に解けるけど、知らなければ正答率が一気に下がる」という問題は、周りに差をつけやすい問題です。
受験生にはこの夏、たくさんの知識を詰め込んでもらっていますが、このような問題をできるだけ多く習得して欲しいと思っています。
中3生の理社はひたすら暗記⇒演習の繰り返しを行っていますが、授業の始めには「知っていれば楽に解けるんだよ」という内容を毎回解説しています。
その積み重ねが9月の北辰テストで結果として表われることを願います!