特別体制下での授業

本日より特別体制下での授業を開始いたしまいた。

「3つの密」を極力なくすため、分散登校により生徒間の座席を離す、自習・演習型の授業により会話を少なくする、悪天候や気温が低くない限り常時窓を開ける(悪天候時でも30分に一度程度の換気)このあたりを徹底しております。

その他、職員のマスクや教室の消毒、空気清浄機の設置、ウイルス除去のためのオゾン発生器の利用、二酸化塩素の空間除菌剤の設置などを行っております。

そんな中、本日中にも政府から非常事態宣言が出されるようです。

話によると、東京都では100㎡超の学習塾は休業要請の対象となり、100㎡以下の学習塾には休業要請は出さないようです。

おそらく、埼玉県もそれにならう形になると思います。

仮に埼玉県も100㎡超の学習塾に休業要請を出すのであれば、当塾は該当します。当塾は一部屋一部屋は40㎡程度ですが、それが5部屋ありますので合計すると200㎡弱の学習塾です。

しかし、特別体制下での授業は最大108名入る教室に35名以下の制限を敷いて指導を続けて参ります。100㎡以下の学習塾と比べても、生徒たちの密接度合いは少ないのでないかと感じています。

座席のイメージは以下のような形になります。

先日の記事でお伝えいたしましたが、1カ月にわたる休校要請下においても山口学習塾では特別体制による授業を行わせていただきたく思います。

オンライン授業や家庭学習への課題での対処も考えました。しかし、オンライン授業は現在多くの塾で使われているZoomというツールにセキュリティ上の脆弱性が指摘されています。そのような状況で生徒さんとのやり取りでの利用に踏み込むわけにはいきません。

また、オンライン授業や配信動画で小中学生がしっかり勉強できるのであれば、山口学習塾はとっくの昔に潰れていると思うのです。生徒たちに塾に来ていただき、直接我々とのやり取りの中で、強制されたり、励まされたり、また仲間と切磋琢磨したり、そういう環境こそが我々の大きな武器だと思っております。

何とかしてその武器を失くさずに、かつコロナ感染防止に努めながら塾の指導を続けていく形が今回の特別体制による授業だと理解いただけることを願います。

この期に及んで軽々しく「安全」などという言葉は使うことができません。この特別体制での環境がどこまで「安全」なのかは正直なところ分かりません。

学習塾として非常事態宣言下でも営業させていただくためにベストを尽くす、としか言えません。

正式に非常事態宣言が出されましたら、改めて保護者様へはLINEにてメッセージを差し上げます。

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