先日、2人の卒業生と話をしていたとき。
こんな話が出てきました。
「妹が長距離をやっているから、それを見てお父さんも走り始めた。」
「自分が陸上をやっているから、それを見てお父さんも走り始めた。」
そんなことがあるんですね。
子どもの姿に触発され、お父さんも頑張り始める。
素晴らしいことだと思います。
自分自身はどうだろうか・・・
少し考えると、たしかに子供たちが読書感想文の本を一生懸命読んでいる時に、「自分も本を読もうかな。」と本を読み始めたり…ということはあるんですね。
子どもの頑張りは親にとっても励みになるのだと私も思います。
(だから皆さん、勉強も必死にやりましょうね 笑)
では、逆パターンはどうでしょうか。
お父さんが頑張っていたら、その姿を見て子どもたちも頑張るのかどうか。
実は私が小江戸川越マラソンに出た理由の一つにこれがあります。
「私が走っているのを見て、子どもたちも触発されて走るようにならないかな~」という気持ちがないわけでもなかったのです。
が、私の子ども達はなかなか外で走ろうとはなりません。
夏休み中に2,3回、一緒に数百メートル走ったことはありましたが、その後はどんなに誘っても全力で断れ続けています。。
私の子どもたちは本当に目を離すとゲームばかりやっています。
そしてゲームの制限時間が過ぎると、今度はテレビを見始める…
とにかく外で遊ぶということをしないのです。
だからこそ、「私の走る姿を見て少しでも真似してくれれば…」と思い続けて来たのですが、なかなか私の思う通りには動いてくれません。。
そこで、私は強硬手段に出ることにしました。
兄弟の中で最も根性のありそうな次女の名前を勝手に申込書に記入し、親子マラソンに参加することにしたのです。
レースの日は12月10日(日)。
場所は狭山市の稲荷山公園。
距離は1100m。
先日、21㎞(21,000m)を走った私にとっては朝飯前の距離ですが、小学1年生の次女にとっては長い距離になるかもしれません。
私「今度、お父さんと一緒にマラソン大会に出るけど大丈夫なのか?一緒に練習するか?」
次女「やらない。疲れたら歩けばいいじゃん。」
とのこと・・・
何という無気力、いや、これは親として見逃せない。
私「歩いているところを友達に見られても良いのか?恥ずかしいぞ?」
次女「え?学校の子たちも皆出るの?」
お、少し興味が出て来たか?この調子で練習に引っ張り出せるか?
長女「マラソン大会って学校でやる訳じゃないでしょ?たしか稲荷山公園でしょ?うち達の学校から遠いからたぶん同じ学校の子なんかいないんじゃない?」(※長女は自分のことを「うち」と言います。)
余計なことをッ!!
自分は出ないくせにッ!!
長女の邪魔が入り、結局、この日も私は1人でランニングをしたわけですが・・・
ということで、大会を4日後に控えた今日まで次女は練習をしていません。
きっと本番では途中でへばり、周りの子たちに抜かれて泣くことでしょう。
いや、泣くくらい悔しい思いをしてくれればいいのかもしれません。
もはや練習を一生懸命してもらう、ということは今回のマラソン大会についてはあきらめました。
(4日前から練習してどうにかなるほどスポーツは甘くないと思うので。)
本番で周りの子たちに負けることで悔しいと思う気持ちを持ってもらえれば…
そこに期待したいと思います。
まあ私も川越マラソン後の股関節の痛みが残っているので、そんなに速くは走れそうもないですし。。